【読書感想】ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか。

 今回は先延ばし行動に関する本を読んだので紹介したいと思います。仕事やプライベートでついつい誘惑に負けてしまって、やる予定のことを直前になってやる人はおおいのではないでしょうか?私も最近、先延ばしで公開することがあったので、こちらの本を読んで勉強しました!

先延ばしとは?

自分にとって、好ましくない結果と知りながら、自発的に物事を延期することです。衝動性が強いと、将来のために我慢をするのが苦手な人が多いです。また、計画性がない、生理が苦手、集中力が低い、言い訳をするのも特徴です。

また、先延ばしのタイプは3つに分けられます。

①失敗すると決めつけるタイプ

結果に対する期待が低いことで、あきらめ癖がついて妥協したり、否定的な自己イメージが付きます。

②課題が退屈でつまらないタイプ

義務や責任を億劫に感じるため、後回しにするタイプです。

③目の前の誘惑に勝てないタイプ

すぐに手に入るご褒美をはるかに魅力的だと感じる。いわば、衝動性が強く、計画性に欠けるタイプになります。

モチベーションは、(期待×価値)/(衝動×遅れ)によって決まります。計画性が乏しい場合は、計画を立てて、タスクを詳細化することで、取り組めるようにすることが重要だと言えます。

現代社会の誘惑について

衝動性は辺緑系で、合理的判断は前頭前野が作用している。石選択は2つのせめぎあいであり、誘惑に闘うと他の誘惑に弱くなります。そのため、夜は疲れているため、誘惑に負けやすくなります。

資本主義では、先延ばしを多発させる誘惑をそそのかすビジネスが溢れています。仕事よりも誘惑のモチベーションが高いため、娯楽優先になります。また、不規則であると衝動性が強くなり、誘惑に負けてしまいます。そのため、イベントなどの特別なものに誘惑されてしまいます。

先延ばしを克服するための手段

本では13個の先延ばしを克服するためのプランが紹介されています。私がまず、実践していこうと考えたのが、失敗を計算に入れていくことです。失敗することを前提に計画を立てることで、早めに課題に取り組めるようになります。また、先延ばしの容認になることをリストアップすることで、その後の先延ばしの状態にならないように対策を取ることが出来ます。リスクヘッジとして、誘惑に負けた場合の対処方法を立てておくとさらにより良くなります。


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