外国人宿泊客との交流が楽しすぎる
こんにちは。
今年6月に宿泊施設をオープンしてあっという間に4ヶ月が経ちました。
予約が入ると嬉しいのですが、毎回ドキドキワクワクしながらお迎えをしています。飲食店なら一緒に滞在するのは1時間程度ですので、あまりお話をする機会は少ないのですが、宿泊となれば、一晩です。夕食・朝食・クリーニングの時などお客様とお話しする機会は沢山あります。
海外からのお客様も着実に増えており、これまでアジア圏、アフリカ圏、ヨーロッパ圏からお迎えしました。
言葉の壁はなんとかなる?
外国人のお客様がいらっしゃるとなれば、外国語が話せないのに大丈夫かな?と心配される方も多いかもしれません。
コミュニケーションには、単語とジェスチャーでなんとかなります。
料理や食材の説明で難しいものは、翻訳アプリを頼っています。
わざわざ秋田の田舎まで宿泊に来てくれるくらいですので、お客様側も伝えてくれる姿勢を見せてくれます。
異文化交流が楽しい!
宿泊客との異文化交流を通じて食生活や生活習慣を知ることができるのがとても楽しいです。海外ではどんな食べ物を食べているのか、どのような暮らしをされているのか、を聞く楽しみができてきました。
初めての外国人宿泊客にドキドキ
初めていらした外国人宿泊客は香港からのお客様でした。
しかも4名様が3連泊。当館のベッド数は4つですが、いきなりのフル稼働となりました。
当日はドキドキしながらお待ちしておりましたが、とても気さくで丁寧なお客様達で、宿泊施設の説明を真面目に丁寧に聞いてくださりました。
中国語版のハウスマニュアルを用意したのですが、こちらが驚くほど、丁寧に読んでくれました。お部屋も綺麗に使用してくれました。
連泊客を飽きさせない!食事の工夫
3連泊で1番気を遣ったのは食事でした。
夕食と朝食を3回出します。
毎回同じだと飽きられてしまいます。それに出している側としても面白くはありません。
そこで、毎回食事の内容を変えることにしました。
1日目はこれまで国内のお客様に提供していた食事内容と同じようなものを提供しました。
1日目の食事の際に、お客様とお話をすることで食生活や好みが見えてきました。
普段は麺を食べる機会が多い。
身体に良い食べ物が好き。
お肉の中では鶏肉が好き
インスタントのような食品は苦手。
宿泊施設には、飲食店が隣接しており、料理研究家の妻がいるお陰で様々な料理に対応することは可能です。
2日目は5種類の薬味を加えた『冷やし素麺』と自家農園の『野菜の天ぷら』を中心とした食事となりました。素麺以外は自家農園で採れた食材であったことがとても喜ばれました。
3日目は、自家農園で採れた野菜を中心とした蒸し料理と鶏肉を蒸したり、照り焼きにしたり、飲食店で人気の鶏つくね等を出すなど、好みをできるだけ反映させた食事メニューにして対応しました。
もちろん、朝も味噌汁の具材から全て3回ともカスタマイズして対応しました。
連泊のお客様の場合は私達のメニューだけを提供するよりも、地元の食材を使って変化を加えることも大事だと思っています。
日本酒の評判は上々
妻も私も日本酒好きということもあり、常に一升瓶を15本くらい常備しています。
これまで海外からのお客様に、様々な種類の日本酒を味わっていただきました。特に、地元秋田の銘酒を気に入ってくださった方が多く、嬉しかったです。
お食事の際に日本酒を勧めれば、必ず「日本酒を試してみたい!」と言葉を返してくれます。
つい先日も海外からのお客様にお勧めした時も「Pleasure!」(喜んで!)」と一言返してくれました。
中には、飲んだものと同じお酒を四合瓶サイズで売って欲しいと頼まれたこともありました。
薪ストーブ料理をお勧めしたい
11月からはいよいよ薪ストーブが稼働します。
クッキングができるストーブですので、これまで以上に料理の幅が広がります。早速、11月の上旬も海外からのお客様をお迎えしますので、それまでにレパートリーを妻と一緒に考えてみたいと思います。
ぜひ、薪ストーブ料理をお勧めしたい!
Farm To Table NORICHIEについて
【Farm To Table NORICHIE】
目の前に広がる田んぼ、晴れた夜には満天の星空、隣接する約100種類もの花々が彩るローズガーデン。豊かな自然と、地元食材を活かした美食体験、そして心温まる交流が、訪れる人々を日常から解き放ちます。日常を忘れ、心身ともにリフレッシュしたいすべての方へ、上質なプライベート空間とここでしか味わえない特別な体験をご提供いたします。
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