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Fintech is eating the world?

"In the not-too-distant future, I believe nearly every company will derive a significant portion of its revenue from financial services. In this post, I’ll delve into the infrastructure that’s enabling this transformation and, more importantly, how that’s going to fundamentally change banking as we know it. Every company, even those that have nothing to do with financial services, will have the opportunity to benefit from fintech for the first time."

2019年に米国著名VCのa16zのAngela Strangeさんが、そう遠くない未来に、ほぼ全ての企業が金融サービスからかなりの部分の収入を得るだろうと予測していました。そして今、改めて世の中を見てみると、確かに多くの企業がそれを意識していたかどうかは分かりませんが、金融収益が事業の柱の一つとなっているように見受けます。例えば、丸井さん。昔はアパレルを売っているファッション系デパートといった印象を持っている人も多いかもしれませんが、今では立派な金融会社です。エポスカードで会員さんと繋がり、フィンテック関連からの収益が大きくなっているようです。

さて、今日からフィンテックについて気の向いた時に、関連するニュースを紹介していこうと思います。もちろん、僕自身の意見も載せていきたいのですが、それは追々やるとして、まずは世の中の動きを読者の皆さんに知って頂く為に関連記事をアップすることから始めようと思います。

読んでいて面白いと思っていただけたら、是非「いいね」を下さいね。励みになりますので。

で、早速ですが、まず興味を持ったのはこの記事です(すみません、以下にthe Bridge 2021.11.22の記事をベースに一部修正を加え引用させて頂きます)。

先日ペイパルに買収されることを発表したPaidyさん、日本を代表する後払(BNPL)フィンテックですね。何とそのPaidy出身のエンジニアが、手数料・利子不要の後払い「SmartPay」をローンチするとのこと。これはまさにガチンコ勝負、古巣に喧嘩売っているようにも見えますが大丈夫なんでしょうかねえ。

この記事によると、「 Smartpay は、クレジットカードを持つユーザを対象」にしているとのこと。「通常、クレジットカードであれば、分割払いやリボルビング払を選ぶと金利や分割手数料が発生するが、e コマース店舗がカートに Smartpay を実装していれば、ユーザはクレジットカード番号を入力した後、金利や手数料がかからない後払・分割払手段として Smartpay を選ぶことができる」、とのこと。また、「Smartpay は本人認証や購買内容に関する情報を店舗から引き継ぐので、入力内容は最低限で済み30秒でチェックアウトが完了する」、とも。

また、「通常のクレジットカードを使わない BNPL サービスでは、支払の為にコンビニ店頭や金融機関に出向き振込をしたりする必要があるが、Smartpay では支払時に選んだクレジットカードに後払や分割払の相当額が都度請求されるだけ」、とのこと。つまり、「Smartpay は加盟店開拓やユーザ開拓といったマーケティングコストを最小限に抑え(Smartpay のブランドを認知させる必要はあるが)、独自の与信アルゴリズムを武器に、後払や分割払の与信枠を提供するビジネス、と見ることができる」、とも。

う~ん、分割手数料・金利を無料にするなんて、何だかすごいサービスが出てきたな~って印象です。でも、確かPaidyさんは、分割手数料無料の3回後払いというサービスを既に提供していたはずなので、SmartPayさんのサービスはこれとは何が違うんだろうなんて思ったりもしました!どんな仕組みになっているのか、もう少し研究してみる必要がありそうですね。