つっちー@乗り鉄

首都圏の通勤電車に乗ることが好きな横浜市在住の鉄道ファンです。 鉄道関連の記事のほか、…

つっちー@乗り鉄

首都圏の通勤電車に乗ることが好きな横浜市在住の鉄道ファンです。 鉄道関連の記事のほか、街づくりや歴史などの視点から記事をアップしています。 マニアック過ぎる表現を避け、興味がない人でも楽しめる内容を心掛けています。

最近の記事

【鉄道編】祝「相鉄⇄東急」3/18

さてさて、ついつい新生活の準備などでご無沙汰してしまいました。だいぶ暖かくなり、目が痒くなる時期がやってきましたね。そんな昨日、3月18日は相鉄新横浜線と東急新横浜線が開業し、相互につながった日です。長らく神奈川から外に出たことがなかった相鉄の車両たちは、2019年に開業した相鉄・JR直通線を皮切りに東京に進出しました。そして今回は相鉄・東急直通線という新たなルートを経て、さらなる東京進出を果たしたのです。 武蔵小杉から列車に乗ろうとすると、もはや東京メトロ、都営、相鉄、東

    • 【鉄道・散歩編】東京の地下鉄旅

      年始に東京の地下鉄で東京の神社・寺院巡りをしたので、本日はその記事をシェアいたします。1月はバタバタしていて記事の更新が月末になってしまいました・・・ さて、今日は東京メトロと都営地下鉄の両方を乗り放題の1日きっぷで旅をしていきたいと思います。特に東京メトロは以前から、10年先を見据えた新技術の導入を積極的に行っており、時代を先取りする鉄道会社でもあります。最近では都営地下鉄も積極的にデザイン性ある新型車両を導入するなど、東京の地下鉄車両は東京オリンピック前後を機に、ここ5

      • 2022年の乗り鉄・散歩記総まとめ

        さて、2022年も年の瀬。つっちー@乗り鉄が本note記事を初めてちょうど1年になりました。皆様、日ごろご覧いただきありがとうございます。さて、2022年は皆さんにとってどのような年だったでしょうか?世界でも、ロシアのウクライナ侵攻、世界的な物価高、3年目に突入した新型コロナウイルスなど、さまざまな出来事がありました。 さて、2022年の鉄道ニュースを振り返ってみましょう。すべて挙げていくときりがないので、特につっちーの厳選にて主観が入っています。ご容赦ください。 路線の

        • 【鉄道編】鉄道車両の記号

          最近はみないですが、子供の頃よく、手のひらサイズの蜘蛛を見かけると、ギョッとしたものです。生き物なので「気持ち悪い」と言っては失礼ですが、足が長く、均等に四方八方に伸びている姿は整いすぎて、かえって美形には見えません・・・。それ以来、蜘蛛は嫌いになってしまったのですが、んん?「蜘蛛は・・・くもは・・・クモハ!?」 「クモハ」って、電車の側面に書いてある記号だったような!? 車体の記号の意味 列車に乗った時にみられる「クモハ」「クハ」「モハ」といった車両記号。これは何を示し

        【鉄道編】祝「相鉄⇄東急」3/18

          【旅行編】怒涛の115系の旅②

          さて、怒濤の115系の旅、2日目の旅行記をお届けします。 周防大島に宿泊し、2日目は柳井港駅からスタート。柳井港駅は、幕末維新ゆかりの地。ということで、駅のホームにはこんな看板がありました。あと、歴代の内閣総理大臣も、山口県出身者は全国最多の8名と、日本の発展に大きく貢献した人物を輩出した県でもあるのです。 柳井港駅を出発すると、柳井駅、田布施駅、岩田駅、島田駅としばらく緑の多いのどかな風景が続きます。光駅付近を過ぎると再び海岸線に近付き、時折り海岸線から見える広い海が素

          【旅行編】怒涛の115系の旅②

          【旅行編】怒涛の115系の旅①

          懐かしの「唸り」を求めて 「ウーン、ウーン、ウーン」私は何をしているのか?悩んでいるのか?運を求めているのか?トイレで息張っているのか? 正解は、115系電車のモーター音です。115系といえば、国鉄時代の近郊形電車。兄弟形式の113系と共に、湘南色やスカ色といった伝統色をまとい、さまざまな路線で活躍していました。115系は山岳部対応ブレーキを搭載しているため、平坦地よりも山岳部や郊外の路線で多く活躍しています。ところがどっこい、近年では関東や関西の都市部から姿を消し、今で

          【旅行編】怒涛の115系の旅①

          【鉄道編】秩父夜祭と鉄道

          人生は運なのか?努力なのか?これはよく色々な人が考えることでしょう。ウンウン、と頷いてしまうところですが、今日の本題は、2週間ほど前のことですが、埼玉方面に乗り鉄しに出かけたので、その記事としましょう。 知人たちと森林公園でアクティビティをする予定があったので、埼玉県内に前入りして、秩父鉄道に乗りに行こうとしました。この秩父鉄道、意外にもちゃんと乗るのは初めてかもしれません。土曜日のことでしたが、仕事をしていたら、何だかんだ午後14時になってしまい、夜の秩父鉄道乗り鉄旅が確

          【鉄道編】秩父夜祭と鉄道

          【散歩編】鉄道開業150周年祝散歩③

          先日、ついに新たな私用PCを購入しました。しばらくiPhoneで記入していましたが、やはりPCだと文章が書きやすいものです。 さて今年は、鉄道開業150周年の節目ということもあり、祝賀散歩とでもいうべき散歩録を投稿していましたが、今回はその「第3弾」です。しばらく前に散歩自体はしていたので、その組み合わせを久々に文章化してみました。 宿場として栄えた川崎駅を出る さて、川崎駅を起点にしましょう。鉄道は東京方面から多摩川を渡り、神奈川県の川崎に至ります。川崎駅は「川崎停留場

          【散歩編】鉄道開業150周年祝散歩③

          【散歩編】鉄道開業150周年祝散歩②

          汽笛一声新橋を 品川駅東海道線ホームの発車メロディとして使われている鉄道唱歌。歌い出しの「汽笛一声新橋を」は有名なワンフレーズです。しかしこれ以外のパートは、よほど詳しい方でない限り、あまり知られていないかと思います。実は、鉄道唱歌は全5編334番まで存在し、様々な場所の情景が同じリズム、メロディで詠まれています。日本は古来から短歌や俳句など、少ない文字数で情景を起こすことを美としており、こうした真髄が作詞・作曲にも表れているのでしょう。 ちなみに品川から川崎までは、この

          【散歩編】鉄道開業150周年祝散歩②

          【散歩編】鉄道開業150周年祝散歩①

          一週間を忙しく過ごした人は、一瞬のように週が過ぎ去ったと感じるかもしれません。そんな時には、ふと頭を空っぽにして、街を歩いてみるのもよいものです。さて今日は特別編。鉄道開業150周年を記念して、品川から新橋まで、鉄道開業の足跡をめぐる街歩きとしましょう。 1872年10月14日日本に初めて鉄道が開通したのは、1872(明治5)年10月14日。先日でちょうど150周年を迎えたのです。明治5年というと、新政府が発足してたった5年。富国強兵、殖産興業を急いだ先人達の力強さが窺える

          【散歩編】鉄道開業150周年祝散歩①

          【街編】時代に合わせて進化する町、江東区豊洲

          ここ数日で、急激に気温が下がりましたね。ウケないギャグでも言おうものなら、一気に周囲がスキー場に様変わりしそうです(笑) さて、今日は友人と豊洲に行ってきました。半日を商業施設の「アーバンドックららぽーと豊洲」で過ごすわけですが、とても広くびっくりしました。さらに、豊洲は時代に合わせて街としての顔が変わる、興味深い場所です。 かつて豊洲は海だった そもそも豊洲近辺は、かつて海でした。1923(大正12)年の関東大震災で発生した大量の瓦礫を処理し、埋め立てたことで土地が生ま

          【街編】時代に合わせて進化する町、江東区豊洲

          【散歩編】第二京浜で尻手から池上方面へ

          このところ台風や大雨が続いていました。被害のあった地域の復興をお祈り申し上げます。時に脅威となる台風ですが、過ぎてからは幾分か気候が涼しくなりましたね。ただ、また暑い日が戻るとか。夏バテや風邪には気をつけたいところです。 さて、前回の三崎マグロの旅より前に、川崎〜蒲田周辺の内陸地を散歩して、メモまで作っていたのですが、その更新をしていませんでした(笑) 前後しますが、まだ暑い時に行った「第二京浜散歩」のお話でも。 スタートは川崎、ではなくその隣の「尻手駅」にしましょう。尻

          【散歩編】第二京浜で尻手から池上方面へ

          【旅行編】京急とマグロの旅

          9月に入りました。幾分過ごしやすくはなっているものの、まだまだ暑い日が続いています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。 今月はつっちー@乗り鉄の誕生月でもあり、今回は祝い旅?ということで、知人と久々に乗り鉄をしました。三崎の海とマグロを求め、三浦半島と京急を堪能するプチ旅行です。 三浦半島は神奈川県の南東方向にあり、東京湾、相模湾の入口となっています。都心からは電車でも車でも大体1時間で行くことができます。レジャーのイメージが強いですが、ベッドタウンとしての役割も担ってい

          【旅行編】京急とマグロの旅

          【鉄道編】103系との想ひ出

          平成生まれでカラー写真に慣れている世代には、どこか昭和がモノクロ写真の遠い世界に思えてしまうようです。令和が進むと平成もそうなってしまうかもしれませんね。しかし、物心がついてからの私たちの思い出は、時代を問わず、一直線上にある感じがして不思議です。 哲学的な話はさておき、本日は高度経済成長期の都市部の通勤電車を探ってみましょう。その頃というと、国鉄の103系をイメージされる方も多いのではないでしょうか。オレンジ、カナリア、ウグイスなど、明るい系統の色に身を包んだ車両は、高度

          【鉄道編】103系との想ひ出

          【鉄道編】通勤電車の凝った内装②

          さてさて、皆さん夏バテしていないでしょうか?前回の続きということで、通勤電車の内装編第二弾でございます。 小田急5000形 小田急の新型車両は、温かい車内を目指してデザインされています。今回の5000形では車体の幅が広めにとられており、車内空間も広くなっています。 車内で特徴的なのは、床が木目調のフローリングになっている点です。東急の新車とは少し色調が異なっていて、5000形は明るめの木の色になっています。 シートの生地はとても明るく綺麗なオレンジ色で、京都の伝統的な織物

          【鉄道編】通勤電車の凝った内装②

          【鉄道編】通勤電車の凝った内装①

          全国的に気候が不順で、寒暖差も激しく、体調を崩しやすい時期ですね。皆様もどうぞお身体にお気をつけください。雨の日は、家で部屋のインテリアを変えたり、DIYを楽しんだりする人も多いようです。 さて、今回のテーマは「通勤電車の内装(インテリア)」という、ある意味マニアックなテーマです。というのも、2010年代後半から、各鉄道会社はさまざまに工夫を凝らしたインテリアの通勤電車を導入しています。単に「綺麗」「新しい」というだけではなく、通勤・通学が楽しくなるような、ストーリー性ある

          【鉄道編】通勤電車の凝った内装①