闇カレーというイベントをやったよというお話
どうもご無沙汰しております!
目標の振り返りのメモ書きも、月1で作り続けたクッキー缶についてのメモも残っているが、やはり文章は活きがいいものが一番いいと古事記にも書いてあった気がするのでつらつらさせていただこうと思います。
4年ほど前、わたしは史上最悪な職場に属しており、もっと料理で楽しいことをしたい…でもできない…とフラストレーションが溜まっている時期だった。
そんなとき、大学のころのサークルの友人「根津のイベントスペースで1日バーやるんだけど来ない?」と誘われた。
この友人はキャンプのサークルの知り合いで、ほとんど連絡を取り合うことはなかったが、知り合ったときから年齢不詳で味わい深いタイプの人間だった(今年の正月に書き初めで事に敏にして而して言に慎み、有道に就いて而して正す、と書いたそうで、とても彼らしくていいと思いました)
二つ返事で仕事を切り上げ会場に向かうと、イケイケゾーンとしっぽりゾーンに分かれていた。
友人と挨拶を交わしてお酒を頼み、しっぽりゾーンに身をおいてみた。
直後、めちゃくちゃ顔が濃い人と目が合い、ちょっと笑ってしまったことから(かなり失礼な感じで笑ってしまった、顔が濃かったので)、顔が濃い人とその場にいたしっぽりの人々とカードゲームをすることになった。
ワイワイ盛り上がるイベントの中、しっぽり派の我々もカードしりとり?みたいなゲームで言葉選びのセンスをたたえ合い静かに盛り上がった。
ゲームをしながら話をしてみると顔濃以外の人たちも個性が大層豊かであり、あ〜いい夜だね〜職場まじで最悪〜なんて言いながら楽しい時間を過ごしていた。
「なんか、さっきまで知らない人だったのにこうやって笑い合えるのっていいですよね、僕もこんな場所作りたいです。何ができるか分からないけど何か作り上げることをしたいんです。」
顔が濃い男がつぶやいたこのセリフはよく覚えている。
酔っ払っていたのでそこからどう繋がったかは覚えていないが、その頃には主催者の友人もこちらに顔を出していて盛り上げてくれ、「今度はこのメンバーでイベント企画しよう!」と言う話になった。
(この友人も次に繋がる何かを作れる場にできたらいいなと企画したイベントだったと、話してたような気がしてあ〜よかったね〜みたいなやり取りをした記憶がある。酔っ払いはすぐにあ〜って言う)
後日、メンバーの一人、家がないデザイナーのシェアオフィスで企画会議をして、お互いの得意を活かしたいね、ということで料理とお酒の場にしよう、ということまでは決まるまでは順調だった。
しかし「何か、おもしろさと、みんなで作り上げた感を入れたい」という
がなかなか思いつかず、たくさん悩み、うんちゃらかんちゃらした結果、闇カレーというイベントが生まれたのである。
人は、疲れているとき思いつくことは大概ヤバイ。そして最高だ。
いい感じにヤバくていい。
イベント内容が特にいい。
食品衛生的にうんたらはどうか目をつぶってほしい。
特にこのメンバー紹介はお気に入りで、読み返した際、結構な確率で笑ってしまう。
ドッタンバッタン手探りで進んだ企画だったが、当日ラッシーが分離しつつも無事に終わった。
確か30人以上参加してくれたのだが、料理が作りきれず辛かった(カレーだけに)
みんなが本当によく手伝ってくれ、感謝の気持ちでいっぱいになったのを覚えている。
その後わたしの闇の時代が来てしまい、再びイベントが開催されることはなかったが、振り返るととてもいい思い出である。
その後、顔が濃い男はSNSでパワポ芸人としてバズり、会社を立ち上げたことは流れてくる情報で知ってはいたが、今日山手線の社内CMに映る彼を偶然見かけ、ゲームに負けて顔を濃くしながらも「何かしたい」と語っていた姿を思い出し、久しぶりに投稿をしてみた次第である。
知り合いが頑張ってると、わたしも自分のやることを頑張らねば〜と思えるからよい。
書き留めたメモたち、記事として完成させねばね…!頑張るぞ!
顔の濃い彼をはじめ、家がなかったり建物が好きだったりする彼らを心の中で応援しつつ、華麗に締めてこうと思います!(カレーカレーカレーフレーフレー!つって!)
それではまた〜