見出し画像

完全個別1対1塾、経験豊富な教師が5つの疑問からその実態に迫る

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

『教育に選択肢を、人生に革命を』をモットーに、

経営理念を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCOOLの創造とした次世代の学校を作りたいと考えて活動しています。

さて、今日の目次です↓↓

完全個別1対1塾の実態に迫る

『完全個別1対1塾の実態に迫る』というテーマでお話をしていきたいと思います。

今日は、”完全個別1対1”を実践している塾の様子を探ってみたいと思います。

なぜ、この”完全個別1対1”の塾を扱うかというと、このご時世、”完全個別1対1”の塾を経営して本当に成り立つのか?という疑問があるからです。

”完全個別1対1”は、どの塾にとっても憧れです。

そうするに越したことはありません。

しかし、さまざまな事情があってこの形態を取れないのが実際です。

そこで私が抱く数々の疑問を”完全個別1対1”を実施している塾にぶつけてみたいと思います。

浮かび上がった5つの疑問

私の頭には、5つの疑問が浮かびました。

講師の力は本物なのか?
子どもたちに主体性が育まれるのか?
他者の様子が見えずに不安ではないか?
講師との相性が不安ではないか?
料金が高いのではないか?
といった疑問です。

この疑問について調査してみることにします。

疑問① 講師の力は本物なのか?


まず1つ目の疑問は、『講師の力は本物なのか?』というものです。

個別指導塾を検討する際には、ここはチェックポイントです。

個別指導塾は、大抵は1人の講師ではなく、複数の講師が必要となります。

聞くところによると、この講師がアルバイトの大学生というパターンが実に多いです。

もちろん、アルバイトの大学生が全部悪いわけではありません。

知識だけでなく、教える力も備えた素晴らしいアルバイト大学生がいるのも事実です。

でも、どうでしょう?

私の主観で申し訳ないのですが、アルバイトの人に”本気”の人がどれほどいるか?

子どもに指導してもらう人には、”本気であるか?”を私は最も重要視します。

時に、指導力以上に大切だったりします。

熱意のある講師陣を揃えた『完全個別1対1塾』がどれほどあるかは甚だ疑問です。

しかし、調べてみると、こんな塾もありました。

解答までのプロセスを熱く見守るのが、講師です。学力だけでは講師は務まりません。「どうしてできないのか?」よりも「どうやればわかるのか?」。

単に解答を教えるだけではありません。生徒が『こたえ』に至るまでのプロセスを大切にします。

『こたえ』を発見するのは生徒自身なのです。生徒自身がどのように考えるかを見守り、生徒自身が『こたえ』を自分の力で発見する。それが講師です。

というように、講師力に問題のない塾もありそうです。

疑問② 子どもたちに主体性が育まれるのか?


続いて2つ目の疑問です。

『完全個別1対1塾』ということは、講師が常に子どもと共にいる訳で、すると、逐一指示が飛んできて、主体的な学びの妨げになってしまうのではないか?と思うのです。

主体的な学びが推奨される世の中にあって、実はミスマッチなのではないか?という面もあるのです。

では、実際はどうか?

ある塾では、このように言っています。

生徒たち一人ひとりの考え方・学び方はそれぞれ違います。従来の個別授業では画一的なカリキュラムにより一般的には学力とされるモノは身に付いても”個性”を失ってしまいます。講師主導の授業では生徒は受け身になってしまいがちなのです。

積極的な姿勢から生まれる思考力・発想力・想像力が本質的な”ちから”となるのです。私たちは常に生徒自身が持つ”興味・関心・好奇心”を大切にし『なんで?どうして?』に積極的に耳を傾けます。「生徒が主役の授業」それが私たちの考える個別指導のあり方です。

なるほど、『完全個別1対1塾』ながらも主体性も担保されていそうですね。

疑問③ 他者の様子が見えずに不安ではないか?


続いて3つ目の疑問です。

『完全個別1対1塾』ということは、同じ塾で勉強する仲間の姿が見えずに、モチベーションを保つのが難しそうに感じます。

やはり、子どもは、切磋琢磨しながら伸びる面もあります。

時に、他者の頑張りと、自身の頑張りを比較して、もっと頑張らないとと自信にはっぱをかけることも必要です。

『完全個別1対1塾』では、そう言った刺激が足りないのではないか?と思うのです。

このあたりについてのある塾の回答です。

あの子に勝ちたい・負けたくないといった単なる勝ち負けだけで勉強しても意味がありません。

生徒たちがそれぞれお互いに切磋琢磨し、あの子が頑張っている、自分も頑張ろう、という姿こそが本来目指すべきモノではないでしょうか?生徒たちを監視するのではなく見守りながら生徒たちの無限の想像力を育んでいきます。

なるほど本質的ですね。この辺りの心配もなさそうな塾もありそうです。

疑問④ 講師との相性が不安ではないか?


続いて4つ目の疑問です。

『完全個別1対1塾』ということは、特定の講師との関係が非常に密になります。

コロナとかはさておき、そうなると、講師との相性がかなりものを言うようになると思いますが、その辺の講師の割振り方は疑問です。

ある塾では、

経験豊富な講師が面談をし、生徒やご家庭の希望・志望校や目的に沿って最適な講師を選定します。

その後実際に体験授業(無料)を受講して頂き決定いたします。また、講師と合わない場合に変更も可能です。

とあります。

よくヒヤリングをすると共に、場合によっては、講師の変更も可能と言うのは安心ですね。

疑問⑤ 料金が高いのではないか?


続いて最後、5つ目の疑問です。

『完全個別1対1塾』ということは、当然料金が高いのではないか?という疑問です。

調べてみると、やはり相対的には割高な塾が多そうです。

ただし、料金に関しては、提供されるサービスの質に対する対価ですから、値段だけを見て、高いとか安いとかを判断することはできません。

『完全個別1対1塾』の塾で、HPに料金体系がバッチリ載っている塾もありましたので、参考にしてみてください。↓↓


まとめ

さて、今回は、『完全個別1対1塾の実態に迫る』というテーマでお話させていただきました。

5つの疑問点をあげて、いくつかの塾の様子を参考にしながら進めて参りましたが、塾の合う合わないは、お子さんによってマチマチです。

そのため、安易に良し悪しは言えません。

塾を検討される場合は、やはり一度気になる塾に問い合わせをして、見学なり、体験入塾なりに参加してみるのが良いかと思います。

これを言っては本末転倒ですが、塾の良し悪しだけで成績が上がる訳ではありません。

本質的に大切になるのは、お子さんの”やる気”それが全てです。

お子さんが”やる気”になる塾選びをぜひしていってください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?