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【教師インターン 第2講】若手教師の心得

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

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さて、それでは『教師インターン』第2講目やっていきたいと思います。前回は、『社会人としてのマナー』という内容でしたね。今回は、


本日の内容:若手教師の心得

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『若手教師の心得』という内容でお話ししていきたいと思います。

心得① 学校は総合力

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まず大前提として、学校というものは、全ての先生や職員の総合力で成り立っているということを深く心に刻んでください。

どういうことかというと、自分の机や椅子がそこにあること、そこにテプラ等で名前が貼ってあること、それらは教職員の誰かの力によって成り立っています。

決して自然発生的に存在しているものではありません。

ということは、誰かがあなたのために仕事をしてくれたということです。

学校には、校務分掌と言って、各先生方に学校全体の仕事の割り振りがあります。

その割り振りによるか、誰かの善意による行動によって学校は成り立っています。

現時点で、初任者であるあなたが学校に貢献できている部分は少ないです。

というか、はっきり言ってしまえばまだ何も貢献していません。

そこを理解していれば、謙虚な姿勢で職員の方々と接することができるのではないでしょうか。

感謝の気持ちをもって日々の勤務にあたるように心がけましょう。

心得② 先に動け

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続いての心得は、『先に動け』というものです。

先程の話をきちんと理解していれば、今の自分にできていることの少なさを自覚しているはずです。

しかし、そんな若手教員にもできることがあります。

それが、先に動くことです。

早々に職員室の机移動のお引っ越しがあります。

力仕事は若手の特権です。

どんどん気を回して動きましょう。

くれぐれもここで遠慮して傍観者でいるようなことがないようにしてくださいね。

他にも職員で作業をするような場面はあります。

そのような時、経験がなくてもできるようなことは、先輩教員に先んじて動くようにしましょう。

すると、そのような姿は必ず他の先生方が見ていて、評価してくれ、困った時に助けてもらえます。

さらに、この『先に動け』は、子どもたちとの生活においても意識してください。

学年集会が体育館であるとします。

そしたら、学年のどの先生よりも早く体育館に行き、児童生徒に並ぶように声かけをします。

最初のうちはたとえ児童生徒が言うことを聞かなくても、頑張って続けてください。

継続は力なりで次第に言うことを聞くようになります。

早く動くことは、若者にとっては苦でなくできることです。

この点では、年配の先生方に比べて有利な点です。

他の先生よりも、児童生徒よりも先に動くことを心がけてください。

心得③ 飲みにケーション

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続いての心得は、『飲みにケーション』です。

年度の初めには、歓送迎会をはじめとして何かと飲み会があります。

学生の飲み会と社会人の飲み会はやや毛色が違います。

学生時代は、集う仲間は同年代でしたよね。

ところが、社会人の飲み会は、幅広い年齢層で構成されており、若手教員は当然年齢的に一番下です。

正直、年上の方々と何を話せば良いのかすら最初のうちは分からずに戸惑います。

よって、慣れないうちは飲み会がすごく疲れます。

仕事している方が楽だと思うくらいです。

ところが、古臭いことを言うようですが、この飲み会でのコミュニケーションは非常に大事です。

お酒が入ることもあり、普段の職員室の時の様子に比べ、先生方と打ち解けやすい雰囲気があります。

何を話して良いか分からないんだけど、先輩の先生方から話しかけてもらえたり、プライベートな質問を受けたり、とにかく職員室より話しやすい雰囲気があり、関係を気付きやすい状態になっています。

そこで可愛がってもらえるように努力しましょう。

率先してお酒を注いで回り、いろいろな先生方とコミュニケーションを取りましょう。

できることならば、2次会、3次会と頑張っていきましょう。

ここも若さで乗り切りましょう。

そして、次のポイントを外さないでください。

飲み会の日以降、職場で先生方と顔を合わせた最初の時に、『先日の飲み会ではお世話になりました』と一言お礼を言いましょう。

これができれば完璧です。

必殺『お世話になります、なりました』社会人の常套句がここでも活躍します。

今はずいぶん少なくなりましたが、タバコミュニケーションもかつては有効に機能していました。

普段は忙しそうにしていて話しかけづらい雰囲気がありますが、気を許している時に距離を縮めましょう。

心得④ 見て学ぼう

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続いての心得は、『見て学ぼう』です。

教員の力量として、人を見る目というのは非常に大切な資質だと思います。

もっと言えば、良いところを見つける目、逆によくないところを見つける目も大切な資質であると思います。

同僚の先生に目を向けてください。

感覚的に自分と近く、ロールモデルとなりそうな先生はいませんか?

完璧にこの人、という先生がいなくても、それぞれの先生の良さは必ずありますよね。

そんな先生たちの良さを盗んで自分のものにできたら、すごい立派な先生になれますよね。

そうなれるように努力するのです。

分からないことを聞くこともとても大切なことです。

でも、その前に、しっかり『見て学ぶ』ということを推奨します。

それは、とっても大きな自己研鑽に繋がります。

教員としてのセンスが磨かれます。

ぜひ、周りの先生方の姿から学べるものはないかと常にアンテナを張ってください。

そして、どんどん真似をして自分のものにしていってください。

百聞は一見に如かずと言います。

良い見本を見ることは、数冊の教育書を読むよりも勉強になるはずです。

心得⑤ 退勤のタイミング

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さて、今回の最後です。最後5つ目の心得は、『退勤のタイミング』です。

定時およそ17:00を過ぎれば、退勤は可能です。

働き方改革が叫ばれる中、定時退勤を目指して仕事をするのが当然と思いますが、教員の世界では少し意味合いが違うことを理解しておくと言うか覚悟しておく必要があるかもしれません。

定年までずっとそうしろと言うわけではありません。

せめて若いうちは、と言う風に聞いていただけると良いと思います。

では、退勤のタイミングはいつが良いのか?

それは、なるべくならば、同学年の先生が帰るまでは、帰らないようにしたいというものです。

どう考えても初任の教員は、学校全体や学年全体の仕事は少ないです。

一方、その分と言っては何ですが、多くの仕事を抱えている先生もいらっしゃいます。

特に、学年の仕事なんて、自分にも関わる仕事なので、本来であれば手分けをして仕事をするべきところです。

しかし、まだとにかくその日暮らしで頑張っている若手には頼みづらいというのもあります。

それが実際なので、せめてそういった先生を置き去りにして帰るのは私的にはやや非常識に感じます。

当然、毎日でなくても良いのです。

無理をしろ!と言っているのでもありません。

しかし、遅い時間の職員室にも学びはたくさんあります。

残り数人という時には、連帯感が生まれ、相談事等もしやすくなります。

そして、相談をさせてもらったからには、その先生より早く帰るのは控えましょう。

その先生の仕事の時間を頂いたのですからね。

しばらくの辛抱です。

しかし、最初のうちにしっかり形ができてしまえば後々かなり楽になります。

納得のいくまで授業の準備をするなり、子どものために学級通信を作るなりして、ただ遅くなるだけではなくて、仕事の力をつけましょう!!

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まとめ

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さて、第2講目の今回は、『若手教師の心得』という内容でお話させていただきました。

やや古臭く、耳の痛い内容が多かったと思います。

時代に合うようにオリジナルに消化していただければと思います。

実際に、私が初任者当時に意識していたものもあれば、あの頃の自分に言ってあげたいこともあります。

おそらく、私は今、再び初任者になったとしても、ここで話したことは実行すると思います。

それは、そうすれば教師としての力量が高められ、同僚から、児童生徒から、保護者から信頼を得られるということがわかっているからです。

本当に志のある人は、残業をすること、帰りが遅くなることが嫌なのではないと思います。

それが子どもたちのため、自分のためになるのであれば、長時間労働も辞さないという人がほとんどではないでしょうか。

信頼される先生になるべく、日々意識していただけると、リターンが大きいことばかりだと思います。

まさに、先行投資のようなものです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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