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GO FOR KOGEI 2024に行ってきました。〈monologue106〉

おはようございます。のりしろ太郎です。
昨日は富山県富山市岩瀬へ。GO FOR KOGEI内覧会へ行ってきました。まだまだ残暑がのこりますが、そろそろ芸術の秋の始まりです。簡単ではありますがGO FOR KOGEIの模様をレポートさせていただきます。


今回持ち出したカメラとレンズ

今回使用するカメラはLUMIX S9に薄型パンケーキレンズ26mm F8を装着して出かけます。この上ないミニマムでシンプルさではありますが、26mm単焦点、絞りはF8固定。しかもマニュアルフォーカスという非常に硬派なレンズ。けっこう扱いがむずかしいんですよ。

GO FOR KOGEI 2024

「GO FOR KOGEI 2024」は素材、技法、用途、表現といった近代工芸に着目し、今日の多様な工芸と隣接するアートを紹介する工芸の芸術祭。今年は、富山市の岩瀬エリアとあらたに金沢市の東山を加えて、二つのエリアで開催となります。9月13日は一般公開に先駆けた内覧会で岩瀬エリアを観覧させていただきました。

松山智一《ダブル・ジョパディ!》《ホイールズ・オブ・フォーチュン》

富山港展望台から観覧を始めることにしました。展望台敷地に展示されているのは、松山智一の《ホイールズ・オブ・フォーチュン》。ステンレス鋼の作品に青空が映し出され眩しいほど煌びやかに見えました。
同じ敷地内には、サリーなー・サッタポンによる《バレン(シアガ)アイビロング:富山》の作品を見ることができます。

展望台から道路を挟んだ向かい側。こちらの大岩のゲートをくぐります
岩村遠の陶の作品。マンガのようなデフォルメされた作品。縄文時代の土偶のような素朴でプリミティブな印象も持ち合わせている。
カラフルでユーモアがありキュートな作品が屋外で観ることができる
五月女晴佳《蠱》
漆を素材に唇をモチーフにした作品。本作はかなり大型なもので蔵の中に展示されている。漆の朱が、血液を連想させる。
石渡結《Tabula Rasa》
糸を撚り合わせ、土で糸を染めるところから制作をはじまる身体スケールを超えた巨大な織物の塊感のある作品。未知の物体と対峙しているかのような、不思議な感覚がこの作品にはある。
外山和洋《Biophilia; Ephemeral Vase》、釋永岳《アージュ》、安田泰三《結》、澤田健勝《いつか土にかえるもの》
磯谷博史《花と蜂、透過する履歴》
昨年のGO FOR KOGEIでも会場となった岩瀬の老舗酒造メーカー桝田酒造
舘鼻則孝《ディセンディングペインティング”雲龍図”》
桝田酒造店の酒蔵2Fの床いっぱいに作品が描かれている。このほかにも舘鼻則孝の作品展示は1Fの《ヒールレスシューズ》。あのレディガガが履いていることでも有名なシリーズですね。そして、KOBO Brew Pubの壁面でも見ることができます。
展望台から富山港を見渡せます。作品だけではなく、のんびりと街並みを楽しむことができることもGO FOR KOGEIの魅力。

GO FOR KOGEI イベントをご紹介

「宴KAIプロジェクト—淋汗草事—松」

三浦史朗さんと工芸の職人が過去に手がけたプロダクトを保管する「KAI 離(かい はなれ)。この空間を初めて一般公開され、宴席《淋汗草事》が開催されます。定員5名様の、10月12日(土)に開催される「松」特別会。予約受付中。


「森の案内人・三浦豊さんと巡る、《循環する》津幡の森」

「森の案内人」として20年以上にわたり全国の森林を巡り続ける三浦豊さんを招き、津幡町七黒エリアの森を散策するハイキング型のワークショップ。川合優の《経木の蓮弁皿》を土に還す試みを行います。豊かな森林とふれあうゆったりとした時間を過ごしてみませんか。開催は10月20日(日)、申込受付中。

動画制作

ちなみにこの2本のリール動画は、のりしろ太郎が制作させていただきました。ぜひご視聴くださいね。

おわりに

足早ではありましたが、GO FOR KOGEI内覧会のレポートをさせていただきました。GO FOR KOGEIの開催は本日9月14日(土)から10月20日(日)までです。この投稿ではご紹介していない作品がたくさんあります。ぜひ、皆さんの目で富山市岩瀬にお越しになってご覧いただけたらと思います。
それでは、またお会いしましょう。さようなら、のりしろ太郎でした。

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のりしろ太郎
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