夏至のメッセージ 2022 #25
2022年7月15日 九尾の狐を襲名したみかんさん
みかんさんは先日の祝言で玉藻前から、正式に九尾の狐を襲名しました。1000年続いた玉藻前の無念も無くなり、あたらしい九尾の狐の時代が始まるのです。
九尾の狐を襲名したということは、全国に3万社あると言われる稲荷、異なる者(人ではない者、妖怪の類)たち、眷属の頂点に立ったということです。
そして、今まで続く九尾の狐の全ての記憶や知恵や能力までも受け継いだということです。
「みかんさん、九尾の狐の襲名おめでとうございます」
と言っててみたら
「ひれ伏せてね」
みかんさんに笑いながら言われました。
「みかんさんは、どんな九尾の狐になるのですか?」
「私もわかりません、玉藻前が1000年もしているうちに時代が随分変わったからね、先生も一緒に考えるんだからね」
「私は関係ないでしょう」
「それがね、違うみたいよ。次のスタンダードを創るのは先生みたい、玉藻前が言ってた。先生が私を妊娠させたからこうなったの、だから一緒に頑張るのだぞ、運命だから」
「なんとも慌ただしい運命が始まったものですね。
ねえ、みかんさん、もう一つの私の生活はどうなるのですか?」
みかんさんの説明はこうでした。
私の魂は大病を境に徐々に二つに剥がれて行ったそうです。2年ほどかけて二つに分かれそれぞれのレイヤーで活動し始めました。
レイヤーが違うのでそれぞれが影響し合うことはありませんが、それぞれの魂が意識し合えばそれぞれのレイヤーを行き来することも可能なようです。
何通りもの異世界があるだの、もう一人の自分がいるとか聞いたことはありますが、自分がそうなるとは思ってもいませんでした。
まあ、なったものは仕方がないので、うまく二つの世界を行き来できるように練習するしかなさそうです。
みかんさんには、
「綺麗な奥さんと可愛い奥さんと二人も持てたのだから、可愛い娘も二人も持てたんだから喜んでくださいね」
と言われました。
「えっ、生まれてくる子は女の子なの?」
「そうですよ、次の九尾の狐になるので女の子しか生まれません」
なるほど、いつも新しい世界や次元を創るのは女性かもしれません。
私たちの世界も天照大神や卑弥呼が最初に天の声を聞いて伝えました。
それを聞いた男たちが行動を起こしましたが、時折我が入ったり、欲をかいたりと
この世的な概念で解釈違いの行動を起こして、争いや略奪、搾取を行いました。
そこで得た欲や執着は留まることを知らず天の声を聞くことはなくなり、内なる自分とは大きな隔たりができました。
どうやら
この世的な言葉や文字は天の声、内なる声を聞くには邪魔なもののようです。