号泣ドラマ鑑賞 ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー
さてここで問題です。私がK-POPと同時期にハマり始めたものはなんでしょうか。
正解は、お察しの通り韓流ドラマでございます。
もうね、人と会えない、ふらふら出歩けない、ってなると家にこもってNetflix三昧にならざるを得ないのだ。
年末年始に、梨泰院クラスを一気見してからというものの、常に面白そうなものはないかなと気にしながらも、韓流ドラマは1話1時間以上、15話とか20話とかあるので、ハマると一日中ドラマを観続けることになり、それに費やす時間のことを考えると、「これは面白そう!」と思う作品があっても見始めるのを躊躇したりしていたのだけども。
ネトフリのホーム画面上でひときわ輝く、「ナビレラ ーそれでも蝶は舞うー」のサムネイルが訴えてくる、「これ感動しますよ~」「あんたの好きなタイプのやつだよん~」という声に抗えず、1話めをリリース直後に観たが最後、完全に沼って毎週リアタイで完走した。公式サイトはこちら↓
主人公は2人いて、ひとりは心に傷を負い、スランプに陥っている孤独な23歳のバレリーノのチェロク、もうひとりは子供の頃からバレリーノに憧れていたが、家庭の事情でバレエを習えなかった元郵便配達員で70歳のドクチュル。
ひょんなことからチェロクはドクチュルにバレエを一から教えることになる。
若者は老人にバレエの技術を教え、老人は若者に生きていく上で大切なことや家族の温かさを伝えていく。その相互の与え合いが観ている私の心を温めていく。
ふたりはさまざまな困難に直面する。時には挫けそうになりながらも、夢にたどり着くために必死でその壁を乗り越えようと努力する姿が熱い。
ふたりの家族、友人たちも魅力的なキャラクターばかり。視聴者は必ず誰かひとりには感情移入できるのではないだろうか。
私は43歳でちょうどふたりの主人公の中間の世代なので、どちらの心情にも共感できたし、1話ごとに自分の泣きスイッチを押されて、時には号泣して観ることもあった(危)。
2話めからはKPOP大好きな我が次男も視聴参戦し、最後まで楽しんでいた。その頃ちょうど次男がバレエを習いたいと訴えていた時期だったのだけど、バレエの練習の過酷さをドラマで疑似体験したからか、最終回を観終えた後からはあまり言わなくなった。
ネタバレを避けるためにもストーリーについては説明しないけれど、ヒューマンドラマや家族ものの映画やドラマが好きな人には特におすすめである。
それでは!