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東京フランスかぶれ的 Playlist no.2
Bonjour! 東京フランスかぶれこと新行内です。陸サーファー的にフランスを語っております。
先日、このフランスかぶれ的プレイリストの記事をアップしたところ、スキの数こそ伸びない(涙)ものの、かなり多くの方に読んでいただけたみたいなので早速no.2をアップしたいと思う。(前回の記事はこちら↓)
今回は最近聴いているというよりは、私のフランス留学中~帰国後の多感な時期(なんなら今も多感だけど)によく聴いていた曲しばり!懐かしいと思ってくださる人も多いのでは?
1曲目 Daft Punk - Digital Love
まさに寝耳に水だったDaft Punkの解散。そのニュースを知ったあとはショックでしばらく彼らの曲ばかり聞いていた。当時One more timeは日本でも頻繁にかかっていたけど、私はこのDigital Loveという曲が1番好きだ。このイントロが流れるだけで涙が出そう。なんだか切ないのだ、このメロディーラインが。収録アルバムのDiscoveryはまさに捨て曲のない名盤だし(みんな持ってたね)通しで聴くのがおすすめだ。そして魂をあの頃に飛ばそう。
2曲目 Zebda - Tomber La Chemise
これは留学していた1999年から2000年にかけて、フランスでめちゃくちゃ流行っていた曲。街中でもよく流れていたし、踊りに行くと盛り上がりどころで必ずと言っていいほどこの曲が流れて、酔っぱらった男子たちがシャツを脱いでぶんぶん振り回して踊っていた光景が忘れられない。Lyricは郊外に住む若者のスラングだらけで、学校で習うフランス語だけでは太刀打ちできない。当時通ってた学校の若い先生がこの歌詞を外国人学生向けに解説してくれたっけ。
3曲目 Zazie - Tous Des Anges
フランスのCD屋さん(fnac)に平積みされていたのを買って聴いてみたらとてもいいアルバム(Made in Love)だったのでその後よく聞いていたのだけれど、その中でも特に好きだった1曲。Zazie の深みがあって、大人で、悲しい雰囲気を持つ声がたまらない。聴いていた当時はYouTubeなどなかったのでMVは今回初めて観たのだけど、自分がこの曲を聴いて思い描いていた世界観とかなり似ていて驚いた。世紀末的な、荒廃した街の中をZazieがゆっくりと歩きそこを彷徨う人々を見つめている。まるで映画のような映像だ。
このアルバムに収録されているのは、ゆっくりはっきりとしたフランス語歌詞の曲ばかりなので、フランス語学習初心者にもおすすめである。
それにしても音や匂いって本当に意識をタイムスリップさせる力があると思う。聴きながら当時のことをしみじみと思い出した。
また何かのテーマしばりでPlaylistの記事を書きたい。
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