のりしお往復書簡57 小2ノリコの作文
この季節がいまいち好きになれないわけ。それは花粉が飛びまくっているから。
数年前までは自分に花粉アレルギーがあることを絶対認めずにくしゃみをして目をこすっていた私だったけど、もう観念しました。私は花粉症です。
先日少しだけ顔を合わすことができた画家の鈴木誌織さんも花粉症仲間。今日も彼女との往復書簡にお返事を書いていこうと思う。
前回のお手紙はこちら↓
しおりちゃんへ
やっほい!今日も花粉が景気よく飛びまくってるね~。もう私、花粉の粒々見える気がしてるよ、幻覚かな(笑)?
さて、前回のしおりちゃんへの質問はこちらでしたね。
ビスケットケーキかぁ。美味しそうだな。
ていうかさ、この回答としてアップしてくれた小2のしおりちゃんの作文が秀逸過ぎてさ。何度も何度も読んでしまったよ。で、面白過ぎて他の作文も読みたくなって冊子をお借りしたじゃない?それをしおりちゃんと同じく関西出身の夫にも音読してあげたら(笑)、すごく喜んでいて。
神戸市の子どもたち、めっちゃおもろい!オチとかボケとか意識してるのか、天性のセンスでやっているのか……レベル高すぎ。
そしてしおりちゃんからの質問というかリクエストはこちらでした。
文集とかはほとんど実家に置いてきて、それも多分処分してしまっているのではないかという中、奇跡的に現存しているものが!それもしおりちゃんと同じく小2の頃のものなんだ。
千葉県では毎年「たすけあい作文コンクール」っていうのがあって、それで受賞した作文だよ。
新聞に掲載され、NHK千葉のラジオで朗読もしたんだよね。
祖母はいろいろな社会貢献活動をするサークルみたいなものに所属していて、その活動の一環でこの募金活動もしていたんだよね。
当時、アフリカの難民問題や飢饉問題が深刻で、私も飢餓に喘ぐ子どもたちの写真や映像をよく目にしていた。そして自分はお腹いっぱいに食べて暖かい布団で眠れるのに、そうではない人たちがいるということに申し訳なさを感じていたんだよね。気の毒に思いながらも何もできないでいたから。だからこそ遠い国で起こっている問題に対して動いている祖母を尊敬していたんだ。
最後の「わたしも大きくなったら、おばあちゃんみたいに、こまっている人たちのためにがんばれる人になりたいとおもいます。」という一文を読んで、今十分大きくなった私は、そんな人になれているのだろうかと考えさせられたよ。小2のノリコから問われた感じだな。
では最後に私からの質問だよ。
最近の推し活の影響でファンシーなものを目にする機会が多くてさ(笑)。長男が小さいころに「シンカンセンくん」のキャラクターグッズを軽く集めて以来、サンリオキャラに思いを馳せております。
昔「ファンシーショップ」というジャンルのお店があったじゃん?(今もあるか)私のふるさとにも駅前通りに、サンリオグッズを扱うお店があって、時々買い物に行っていたんだよね。鉛筆とか消しゴム、ノートとかを自分の好きなキャラで揃えたりしてたっけ。
そこでしおりちゃんが昔好きだったキャラクターを教えてほしい。もちろん今好きなものがあればそれでもいいよん。
ちなみに私は「タキシードサム」でした!今見てもかわいいわ~。
それではお返事お待ちしております。またね~!!
ノリコ
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