CROWN POPにしか創れないかっこよくてかわいい世界
今から3か月前。2023年2月13日に雪月心愛さん、みぃあちゃんが配信番組「川上アキラの人のふんどしでひとりふんどし」に出演した際、メンバーそれぞれのダンスについて話す場面がありました。
みぃあが語る4人のダンスの特長。
いぶいぶのダンスは、動きがなめらか
りなてぃーのダンスは、大きく見えて一つひとつの瞬間がきれい
さほるんのダンスは、動く瞬間と止まる瞬間のメリハリが上手
あいたんのダンスは、腰を使う動きが上手で大人っぽい曲に合う
そんな風に話すみぃあちゃんのダンスは、あどけなさと大人っぽさがミクスチュアされて、一連の動きの中にかっこいいとかわいいと美しいがすべて含まれるような、そんな印象です。素人のファン目線ですけど。
5人それぞれに美しいダンスのスタイルを持つCROWN POPのメンバー。
その実力がいかんなく発揮されたのが、4月23日(日)の「TIARA POP PARTY Season1」で披露されたソロでの「Dance Medley」でしたが、そこから続く「Crossover」のパフォーマンスと合わせて、その様子が本日(2023/05/13)YouTubeで公開されました。
もう……サムネからかっこいい!!!!!
客席を、あるいは世界を、射抜くようないぶいぶの視線。ただ振り向いているだけではなく、その瞳にあふれるばかりの想いがこめられているかのような視線の強さは、この画像1枚で我々を魅了してくれます。
6分14秒、ひたすら「クラポかっこいい」が詰まっている動画で、息を呑んでただただ画面に引き込まれていきます。
「TIARA POP PARTY Season1」はかなり「クラポかわいい」に重きを置いたライブだったような印象で、当日の感想noteには
と記しましたが、まさにこの「Dance Medley〜Crossover」の6分14秒には、クラポの「かっこいい」とそこから生まれる「美しい」「かわいい」がすべての瞬間にあふれています。
この動画の感想を書きたいなと思って、あいたんの生誕祭告知配信が終わってからリピートして見つづけているんですが、ずっと「かっこいいな」「かわいいな」で思考が止まって何も思い浮かばないまま10周以上。6分14秒の動画だから、少なくとも1時間以上、ずっと見入ってるってことですよね。
ほんと、この素敵なダンスと「Crossover」のパフォーマンスを無理に言葉にする必要はないと思うんです。見てもらえれば、その魅力はしっかりわかってもらえるし、言葉にされることを前提にしたものでもないし。
去年4月30日にあった「神田にて」2部で披露された「Dance Medley」もそうでしたが、むしろ言葉から遠いところでこそ感じられるCROWN POPの魅力があふれている感じですよね。
彼女たちのダンスの美しさ、一人ひとりの個性あふれる動きや、5人そろった際のきれいなハーモニーやシンクロニシティ。CROWN POPはアイドルだけれど、歌声のないパフォーマンスでもしっかりその魅力を伝えられるアイドルなんだなって、あらためて感じさせてくれます。
もう、ほんと、黙って見てくれ!
って感じなんですけど、でも、あらためて、蛇足を覚悟で自分なりの感想も少しだけ書いてみたいなって思います。
Dance Medley の一人目はあいたん!
冒頭の引用でみぃあちゃんが話していたように、腰の使い方が印象的ですよね。すごく柔らかくて、全身の曲線美がものすごくきれい。色っぽさっていうと少し俗っぽいけれど、女性らしい艶やかさがすごく感じられます。
日頃、にこにこして、配信ではお菓子をばりぼりしながら笑ってる。そんな様子からは一変して、大人の藤田愛理さんが舞っている。そんな印象です。ライブ当日は印象に残っていなかったけれど、この動画で「お!!」と感じたのは、0分18秒〜のところのあごと視線の角度!少しエキゾチックなような、挑発的なような。「Are You Ready To Shine?」の曲にぴったりな大人っぽい魅力にあふれているダンスです。
二人目に登場したのは、クラポのファンなら皆、そのダンスが大好きでかっこいいと思っているいぶいぶ!!
もう登場からめちゃくちゃかっこいい。そして腕の動き、脚の動き、すべてがスピーディーでキレがあるのに体も視線も全然ブレない。頭の位置もあまり動いてないんじゃないかな。ダイナミックでありながら、体の軸がしっかりしてるので、動きがすごく美しく見えます。柔らかいのに力強い。そんな印象です。
かと思ったら、0分54秒のところの両手を差し出す場面のやさしさ。変なたとえかもだけど、小説の中で主人公の女性戦士が急に花を摘んで子どもに手渡すような、そんなかっこよさとやさしさ、美しさのバランス。ただただかっこいいし、きれいだし、かわいい。
あと自分はゲームしないからわかんないけど、FF10のキャラクターに似てるっていう評判をあちこちで見かけますね。似てるのかな。
いぶちゃんからバトンを引き継いだのは、こちらもかっこいいことには定評のあるりなてぃー!!!
手足の長さは言わずもがななんですが、その持って生まれたスタイルの良さを存分に活かしたムーブがとにかくきれい。登場シーンは後ろ姿ですが、顔は見えずとも、長い腕と足をきれいに見せながら最初の2拍を刻むところがすでにかっこいいですし、そこから長い髪(ウィッグ)を束ねたポニーテールをかき上げるような仕草を見せながら振り返る場面、もう美の化身じゃん……。
ダイナミックでありながら、キレのある動きがすごく印象的なんですけど、手足が長いっていうのは、それだけ手先足先の移動距離が長いってことなんですよね。ってことは、腕も足も気持ち速く動かしながらピタッと止めて見せないと、このキレの良さは生み出せないってことなんだと思うんですよね。みぃあちゃんが「一つひとつの瞬間がきれい」って言ってたのは、ただスタイルが良いからきれいなんじゃなくて、たぶん、そういう技術を一生懸命みがいているからこその美しさなんでしょうね。
そして最後の笑顔。かんぺき。
4人目はかわいいの化身、みぃあちゃん!!!!
ここまで3人のちょっと大人っぽいダンスに比べて、ぱっと見はすごくかわいい印象です。表情はにこにこと笑顔で、手足も動くところ、止まるところにメリハリがついていて、すごくきれいに見えます。そのきれいなダンスからは、みぃあのかわいらしい個性が存分にきらきらとあふれ出すよう。笑顔あふれる表情がかわいいというだけではなくて、リズムを刻む動き一つひとつから、愛らしさが伝わってきます。
りなてぃー同様、ウィッグを使って長さやボリュームが増したツインテールも、そのダンスに合わせて大きく揺れて、かわいらしさを増幅させてくれます。見ているこちらの気持ちがあたたかくほぐれていくような、素敵なダンス。
かと思っていたら、最後の最後。ウィンドチャイム(?)の音色に合わせて、手をかざしながら宙空を見上げる場面は、絵画のような美しさ。急にかわいい世界を飛び出して、美が濃密に詰められたような、情景をステージ上に描き出します。この振り幅、このギャップ。このクオリティが雪月心愛の世界。そんな風に感じます。油断できない!
「アンビバレント・ハイウェイ」の曲に乗せて、ソロメドレーの最後を飾るのはさほるん!!!!!
みぃあ評では「動く瞬間と止まる瞬間のメリハリの付け方がすごく上手」ということですし、4月16日に配信された動画では自身のダンスについて
と評価。その流れでいぶいぶは、さほるんのダンスについて
と話します。
体格こそ小柄だけれど、指先まで神経が行き届いて、さらに個性的なテクニックも有しているさほるんのダンス。この動画の中でも、一つひとつの動きやターンが非常に力強いかと思えば、止まるシーンではピタッと止まり、みぃあちゃんが言うように動きのメリハリに目が釘付けになります。
さらにしなやかに動く腕先で、指はきれいに伸びつづけ、膝を柔らかく使った動きと合わせて、見てるものにとても美しい印象を届けてくれます。
一人ひとりのダンスはすごく個性にあふれていて、それでいて5人全員、魅力的なんですけど、ここから5人そろってのダンスとなると、また新たな魅力にあふれているのがCROWN POPの強さ。
まるでソロの歌声がすごく素敵だけど、全員そろってのユニゾンもものすごくきれいだと言うように、そのダンスも5人そろうと迫力やコンビネーションといった新たな美しさが加わって、視線も意識も惹き込まれます。モニターだからなんとか5人全員見られるけれど、ほんと現場ではいつも「いったい、どこを見たらいいんだ!目が足りない!!」って思わされるところですよね。
「少しだけ書いてみたい」って言ってたのに、めっちゃ書いてしまいましたが、それぐらいCROWN POPの5人のダンスは魅力的だし、そして、ここからつづく「Crossover」のパフォーマンスもとにかくきれいでかっこいい。
いわゆるアイドルらしい楽曲ではないと言っていいと思いますが、比較的静かでおしゃれな曲調の「Crossover」。冒頭のダンスから、いぶいぶ、みぃあの繊細な歌声。落ち着いた調べを奏でながら、スタイリッシュな空気がステージの上に満ちていきます。
クラポの特長に「歌ってないメンバーの表情もつねにオンになっていてかわいい」という点があるとつねづね思ってるんですけど、この曲でもメンバー全員、パートを任されて歌っているメンバーはもちろん、バックでダンスに集中しているメンバーも、視線ひとつぶれることなく、大切なこの曲の世界を描き出します。
とにかくずっとずっとかっこいい。そしてかっこいいからこそ、普段のトークやかわいらしい曲に移ったあとのかわいらしさがさらに際立つ。
ダンスの動きや表情、歌声、視線。すべての要素がかっこいいだったり、美しいだったり、かわいいだったり。さまざまな色合いをまとってステージを創り上げるからこそ、クラポのステージは魅力にあふれてるんですよね。あらゆる魅力がライブという装置を通して「クラポかわいい」に集約されていく。
その深さは、ともすると「分かりづらい」のかもしれないけれど、CROWN POPにとって揺るがない絶対的な魅力だし、武器なんだろうと思います。
これから先、目標に向かって、まだまだみんなで頑張っていきましょうというフェーズだけれど、ずっとずっとその魅力や楽しさを享受しながら応援していきたいと思います!
まずは5月24日(水)の「藤田愛理生誕祭2023〜すき??すき?すき!!〜」 ↓↓↓詳細↓↓↓
その後は、りなてぃーの生誕祭(6月19日・月)、いぶいぶの生誕祭(7月19日・水)があったり、3カ月連続新曲配信(6・7・8月)、主催ライブ(7月23日・日)、8周年ライブ(8月8日・火)、ミニアルバム発売(9月)、全国ツアー(9〜12月)、そして年末のZeppDivercity単独ライブ(12月28日・木)へと。
すべてが楽しみです。
CROWN POPじゃなければ創れない、魅力あふれるクラポかわいいの世界を、ともに楽しんでいきましょう。