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CROWN POP「初めての終わり」リリースイベントと変化しつづけるということ

ネットでもよく見かけるし、仕事でいろいろな方に話を聞いていても
「変化しつづけないといけない」
「成長(進化)には変わりつづけないと」
という話をよく耳にします。

それはまあそうなんだろうなと思うんです。
挑戦を放棄してマンネリに隷属した者に進化のチャンスはあまりめぐっては来ないだろうなというのは、体感としてはわかります。動かなければ何も起きないですもんね。

けど「変化しつづけないと」と頭でっかちになって、「変化こそが正義」「現状維持は悪」みたいになっても、それはそれで違うんじゃないかなと思うんですよね。
変化の呪いにとらわれているような感じ。

ちゃんと目的なりゴールなり、あるいは自分の仕事や活動の意味が明確になっていて、たどりつく先を目指すために変化しようってんならわかるんだけど、「変わらないとダメだから変わるんだ」はあまり意味がないような。

ということを、さっき、新幹線の中で考えてました。
ちょうど今日の出張先でも「変化しつづけないといけない」って話を20代の若手の子がしていたので。
(変化の前に大事なことがあるような気もするんだよなー)って。

そんなどうでもいいことを思い出しながら、頭の中は少しずつ、先週土曜日(2023.07.29)と昨日月曜日(2023.07.31)のCROWN POPのリリイベの余韻・感想へとシフトしていきます。

6・7・8月、3カ月連続リリースの第2弾
「初めての終わり」のリリースイベント。

思い人との別れを決断し受け入れる女の子の切ない歌ですね。何回聞いても心が苦しくなるような世界。それは詞や曲が素晴らしいということだけじゃなくて、きっとCROWN POPの5人の表現力があってこそなんだろうなとも感じます。

しかし29日も31日も、クラポちゃん緊張してましたねー。披露する前もいつまでもMCがつづいて、いぶちゃんが
「緊張してるときほど、なかなか始まらないっていうね(笑)」
みたいな、文言はあいまいだけど、そんな感じのつっこみを入れる(31日)ぐらい、なかなか曲をスタートできないほどの慎重っぷりで。

そして曲終わりも、↑の1つ目の方の動画を見れば映ってますが、初披露のプレッシャーから解放されて

あいたんは、足の力が抜けたかのように後ろの壁に倒れ込み、
いぶみあ姉妹は、アウトロでつないだ手をそのままにぶんぶんぶんぶんと振りながら喜び合い
りなてぃーは、いち早くいつもの立ち位置に戻りたいと言わんばかりの勢いでステージを移動し(そしてその途中であいたんをケア?し)
そしてさほるんは、スキップするようにぴょんぴょんした後、両手で顔を軽く覆い……

5人みんな「やったー」「終わったー」「やりきったぞー」っていう感じ
もちろん(表情も込みで)ダンスも歌も見惚れるぐらいすばらしいパフォーマンスで、ほんとに美しいなって思ったし、新しい大人なクラポの一面を見られた気がして、29日も31日も最高のリリースイベントだったなと思います。

で、なんでクラポちゃんたちはそんなに緊張してたのかなって思うんです。

だって曲の初披露は、今まで出してきた曲の数だけやってきてるわけですよ。つい前月だって「恋は月曜日」の初披露をしてきているわけで。
もちろんどんな曲でも緊張するというのもあるんだろうけど、こんなに緊張感を隠さずに見せてくることってあんまりない気がするんですよね。
状況も曲も全然違うけど、ちょうど1年前の豊洲PITでの「僕らの証」の初披露のときに近いような緊張感。めずらしいなと思うんです。

たとえば歌うのがすごくむずかしいとか、ダンスやフォーメーションがとても高度とか、指先まで動きをきれいに見せることにこだわっているとか、あるいはセンチメンタルな表情を維持することに向き合っているとか。
技術的な難しさもあるのかもしれませんが、それはもちろん自分にはわかりません。いつかスタコミュかなにかで、メンバーの口からそんな話も聞けるとうれしいけれど。

そういう専門的な話は横に置いて、自分のような素人でも感じられるところでいえば、やはりこれまでにないような大人っぽい楽曲で、新しい領域へのチャレンジだったこと。そんな美しい曲を、しっかり美しいままに、あるいは「ダンスがあるとより美しいよね」と我々に感じてもらえるように昇華させた形で披露したい。一人ひとりが、そんな意気込みにあふれていたのかもしれないですね。

この挑戦、意気込みこそ、進化のための変化だよなって思うんです。

とりあえず目新しいことやってみましたよ。
今までにやってないことですよ。
っていうんじゃなくて、これから先を見据えて、表現力を高めたり、我々ファンが「クラポのここが好きだな」と思えるポイントを増やしてくれたり、シンプルに「きれいだな」と感じられる機会を増やしてくれたり。

そういう未来に向けてのチャレンジという意味合いがしっかり受け手に伝わってくる変化だったなと、今回の二度のパフォーマンスを見て痛感しました。
特に31日の渋谷では、幸運にも最前列の真ん中でパフォーマンスを見る機会に恵まれてしっかり5人のダンスや表情を目にすることができたのですが、きれいな姿の中に、目線のわずかなずらし方や小さく響く靴音から伝わる心の強さ、指先の美しさに込める想いがあふれています。
近くで見る幸運があったからこそ感じられるような素敵な要素がたくさんあって、この人たちはいつもこんなに細かな部分まで一生懸命作り込んで我々に届けてくれてるんだなと、感動を新たにしたりもしたわけです。

そして、ミニライブが終わった特典会では、いつものように親しみやすくて、笑顔の絶えないクラポちゃんたち。
ファン一人ひとりに寄り添って、笑顔を届け、心を配り、そして喜びを与えてくれます。本当に素敵な5人。

特典会ではティーポットとカップにあいたんからサインを入れてもらったのです
最高すぎるのです

ステージでは毎回、いろいろな部分で感動させてくれるし、特典会では毎回、やさしい気持ちにふれさせてもらっています。
ありがとうございます。

8月4,5日に出演するTIFを挟んで、8月8日(火)はいよいよ
CROWN POP 8周年単独ライブ『888』@渋谷duo music exchange

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あと一週間と少しに迫り、ここからギアを上げていくぜ宣言もあいたんからありました。いったい8周年当日には、どんなCROWN POPが見られるのか。仮にそれが初クラポになるとしても、見逃す手はないと思います。

ぜひぜひ、一人でも多くの方が、変わっていくクラポ、進化していくクラポを一緒に楽しめれば。みんなで盛り上がっていきましょー

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