unezaki noriko
黒船の世紀』と『公』を読んだ。 知らない政府の内情が沢山書いてあった。涙が出て来た。 もともと私には政治的金銭的感覚に欠けているところがある。 お小遣いを1000円貰ったら、全く遣わないか、家族や友人の誕生日に全額を使った。美容にも装飾品の類いにも興味がなかった。 破れたスカートを履いて近所を走り回り、誰かに指摘されても全く気にならない。 私が興味を抱いていたのは“生きている何か”だった。 生きているものは全て愛おしかった。そして人を根っこから信じていた。 今、弊社で幾
一部の地域包括支援センターは、情報の収集を始めた。対応が早い。 基本的に、地域包括支援センターは要支援者を担当しており、 居宅介護支援事業所は、包括から委託されている要支援者と、要介護の高齢者を担当している。 デイサービスの休業について、前回話したが、実際には休業はしないけれども、利用者自身で自粛をしてもらう、というところもあるようで、その場合、広島市に報告する必要がないため、市も把握しきれていないだろう。 厚生労働省からも、早い段階で、担当者会議等の緩和措置の通達は届
少々問題が起きている。 市内の高齢者デイサービスが休業し始めている。高齢者介護施設は本人や家族の生活に直結するため、基本的に運営を止めないという方針である。 停止する場合には、厚生労働省に申し出が必要なのだが、どうも引っかかる点がある。今入っている情報のみではあるが、介護度の高い高齢者の通うデイサービスが休業し始めている。 それはつまり、重度介護者(要介護3~5)を、受け入れ可能な施設であり、人員・施設基準を満たしている施設だということである。 いったい何が起きている
行動を変容することは難しい。 思考や行動を変容するということは、自分の価値観を変容させることである。 変容とは、例えば、女性であれば、子どもを身籠もったときに経験する。妊娠による身体に起きる異変は非常につらく、苦痛を伴うものである。 けれど、新しい命のため、その変化を受け止め、身体の異変に、心を順応させていく。それが、『変容』という概念に最も近いと思う。 ここ数日、今後の介護支援事業をどうしていくかについて考えていた。 今回の感染問題により、人口動態が変わってしまえば、この
※注意 まずは、『“安全”の存在しない世界での生き方。』をご覧になってから、下記を読むことをおすすめします。 ↓ 鬼ごっこである。 あなたは、“鬼ごっこ“をしたことがあるだろうか。 “けいどろ”でもいい。 タッチされれば、鬼に加わる。 どんどん鬼が増える。仲間がどんどん減る。 その状況で、あなたは、とにかく逃げなくてはならない。 ※この鬼ごっこという遊びを考える上で重要なのは、鬼と市民とに分ける話として捉えるのではなく、追い詰められたときの心の動きを知るための指標と
※弊社の方針とは関係のない個人的なブログです この頃は感染症の流行のために、情報が偏っている気がする。 SDGsを考える上で、今日のようなパニック的な状況は、非常に特別なことで、大きな壁の様にみえる。私はもともと肺に疾患があるし、難病も抱えている。感染の抑制が無理であることを認めることは、非常につらい現実を目の当たりにさせられている感覚に陥る。 けれど、こうなってしまったものは仕方がない。 まず、感染を予防するために必要なことは、感染した人を隔離するのではなく、守りたい人
本日、「70歳就業法」が成立したと厚生労働省が発表したことで、ただいま大混乱に陥っております。 先日入手した“新たな情報”をお送りしようと思っておりましたのに、見事に“新たな情報”が霞んで見える様な、ビッグニューズが飛び出しました。 ど、どうなるのだ???? と思って思考を巡らせてみたが、ネーミングにインパクトはあるが、現実では60代の方は働いておられる。 “切れ目のない社会保障” 政府が公言していたことを、実行に移そうとしている。そういうことだ。 つい数日前、近所
SDGsについて考えていたら、突如、新たな情報が入ってきたので、そちらから考察することにした。 弊社は総合事業というものが始まる時に、声を掛けて頂き、広島市初の基準緩和型デイサービスを始めた。もともと高齢者のニーズを可視化する研究会で仮説を立て、実証実験として設立した会社であるし、小さな規模の会社は小回りが利く。社会資源マップ共有アプリを広島市に導入・運営しているため、高齢者を支える社会資源に関しても情報が入ってくる。 昨年、基準緩和型デイサービスにて機能訓練の結果がある
SDGsを考えてみよう。 膨大な資料は目眩がする。 そこで、達成率から考える。参考資料を基に、並び替えてみた。 達成しているのは、「4.質の高い教育をみんなに」だけである。ネット学習・ビデオ学習などを考えると、世の中は誰でも学べる時代になったと言える。 レモン色、オレンジ色は、政治と科学の力で邁進中。 では、一番難しい課題はどうなってるの? 05.ジェンダー平等を実現しよう 12. つくる責任つかう責任 13. 気候変動に具体的な対策を 14. 海の豊かさを守ろう 1
【読んだ本の感想をnoteに書いてみませんか?】 noteを開くとそう書かれていたので、しばし考えてみた。 本屋に入り浸って育った私。お小遣いの使い道はほとんどが本。残りは友達の誕生日プレゼントくらいだ。 そんな私が、今じゃ本屋には行かなくなった。 最近読んだ本を思い浮かべると、本屋には売っていない本ばかり思い付く。 あれは・・・ 確か、母の同級生が描いた奇妙な小説。 老人が劇場型の若く美しい女性との恋愛の話だ。美女からの猛アプローチ。最後は美女がライオンに食われて死
※弊社の方針とは一切関係のない個人的なブログです ■認知症を抱える人への切れ目のない支援とは 身体は元気だが、認知症の症状で支援が必要となり、デイサービスに通う場合がある。 しかし、本人に自覚がない場合、「介護施設へ通所しよう」とは思わないのが普通である。 前回もお伝えしたように、基準緩和型デイサービスは、フィットネスやリハビリのような印象の施設が多く、提供時間も短い施設も多い。ちなみに、弊社のデイサービスでは、送迎+2時間という短時間である。その中で、 ティタイム(
本日は脳味噌をとても使いましたので、散文で失礼いたします(*^_^*) 大喜利の画像は「イラストAC」さんからダウンロードさせていただきましたm(_ _)mいつもお世話になっております。 ちょっと身内の話なのですが、聞いていただけますか? うちは夫婦で介護サービスを経営しているため、夫が社長で、私は社員なわけです。 日々議論をしていると、それぞれの運営に対する価値観の違いが、運営方針の違いに直結してくるので、議論が加熱した翌日は、ご近所さんから、 「昨日、喧嘩してたでし
※弊社の方針とは一切関係のない個人的なブログです ■“要介護1・2”認定者の居場所の欠如と対策方法①要介護1・2認定者の居場所の欠如 ②基準緩和型デイサービスにおいて、要介護1・2の受け入れは可能 表題の件について述べる上で、上記の2つの要点について記していく。が、重要なポイントは、『私たちはいつから認識するのか』である。 何を? 「私は、他者から介護を受ける必要がある」 と、自分ならいつ認識するのか? 言葉にすれば、たった1行で終わる。しかし実際には、 ・社会参加を
※弊社の方針とは一切関係のない個人的なブログです ■“事業対象者”は必要 ②『卒業』という呼称についてまず、基準緩和型デイサービスを卒業し、拠点事業へと可能な事業対象者は、もともと活動的で行動範囲の広い人のみである。 ・加齢による持病や怪我などにより、生活への何らかの支障が出始め、一時的なリハビリが必要だったという場合 ・健康維持に人一倍意欲的で普段から気を付けている人の場合 これらの場合は、未来ある『卒業』として、上手く拠点事業への誘導が出来たと言える事例である。 で
※弊社の方針とは全く関係のない個人的なブログ 荒波を乗り切る海賊は幼い頃から海にいる。海の上から伝えたい。舵きりは早い方が良い。 健康寿命を延長させ、介護保険料削減のための基準緩和型サービスに関して、厚労省の見通しは概ね適切である。ただし流れ着く先は、我々サービス事業者の舵きりを綿密に知らなければ予測は不可能である。 そこで、周密にサービス利用者の流動性について可視化するため、居宅介護支援事業所に加え、 ■基準緩和型短時間型デイサービス(以下図の②) ■体操拠点事業(以