
体に刺さった釘を抜く夢を見た
夢を見た。
夢の中では辻褄が合わないことばかり起こる。職場の人と地元の友達が一緒に登場したりするし、場面の飛躍かすごい。起きた直後は鮮明に覚えていたとしても、次第に記憶が薄れていく。最終的には、なんかやな夢だったな程度の記憶しか残らない。
今日の夢は起きた直後から、感覚のようなものが体に残っていた。昼になってもちゃんと覚えている。せっかくだから記録しておこう。
生え際あたりに刺さっているたくさんの小さな釘を、ひとつずつ抜いていく。痛みはそれほどなく、例えるなら髪の毛を抜くくらいの僅かな痛み。
ねえ、肩にも刺さってるよ!と言われて視線をやると、それの十数倍くらいある大きさの釘が肩に垂直に刺さっている。さすがに抜くのが痛い。自力で抜くのも困難で、助けてもらう。いてぇぇーと顔をしかめたところで目が覚めた。
やな夢だったなぁ。
ツラいとか、痛いとか、悲しいわけではないけれど、晴れやかではないし、気味は悪い。
最初の痛みだけ堪えたあとの、抜く時のすぅーっとした感覚、心地良さ、なんだかクセになった。
夢占い的に刺さったものを抜く夢は、トラブルからの解放を意味するらしい。
本当ならうれしいけど、夢占いって実際どうなんだろう。当たったことも外れたこともない。
でも、夢占いとかそんなのじゃなくて、こんな変な夢を見たのは、おそらく前日に初めての鯖の骨抜きをしたせいだと思う。きっとそう。
オワリ