和菓子ベーシック17習ってきた。
前職でお世話になってた方から、たくさん柚子をたくさんいただいたの。そこでホームメイドクッキングの先生に「柚子をたくさんもらったから、ゆずの和菓子習いたい」とリクエストして、今日習ってきました。
柚子タルト
生地作りは二人の共同作業。そのあと一人ずつの作業に移っていきます。
柚子タルトはポイントがいっぱいだった。
「焼き上がったら生地にさわるな」ってこと。
フワフワ生地のため、うっかり生地を持って移動すると指の跡がついちゃうんだ。ラップでくるんだら、あとはラップを持って移動すること。スライスするときは左側から。これもなるべき生地を手でさわらないため。
スポンジの巻終わりを斜めにカットして、巻終わりをキレイに仕上げる。
これもポイントだった。
それからあんについて。柚子きんとんあんのきんとんあんとは、羊羹よりも柔らかめに煮あげたたあんこをいう。
材料の扱い方で新しく習ったのは、水飴は濡れた藁半紙の上で計量して、ストンと鍋に落とす。などなど、習わないとわからないことをたくさん教えてもらってきたよ。
ゆず餅
道明寺こと白玉粉を合わせて蒸し、皮に柚子を散らし、白あんを包あんした。
道明寺こと白玉粉を合わせるのって斬新だな〜って思ったら、どうやら道明寺粉のぶつぶつが柚子の皮の部分を連想させるということがわかった。
なるほどね〜
帰ってきたら早速実食だよ。
今回2種類とも激ウマで大満足でした。〝柚子タルト〟は柚子の風味が大変よろしい。わたしの大好きな和菓子に〝シベリア〟があって、作り方自体はほぼ一緒。巻くか挟むかの違いくらい。
これがわたしが作った〝シベリア〟です。
シベリアは落とす部分も多いし、何よりあんが重いから片側が潰れるんだよね。そういうことを考えると、〝柚子タルト〟の方が作りやすいかなって思ったよ。
そういえば先生に「柚子がないときは入れなくていいの?」って聞いたらレモンでも美味しいよって教えてもらった。レモンの皮だけじゃなくて、果汁を少し入れてもいいかもねって。白あんならともかく、こしあんにレモンの皮やゆずの皮を入れるって発想はまるでなかったよ。
〝ゆず餅〟も爽やかで美味しかったな〜。和菓子に出てくる白玉粉は、扱いがめんどくさいんだよ。先生曰く、白玉粉と似たようなものでは、もち粉がある。ただもち粉では白玉粉のような滑らかさがでないから、仕方なく白玉粉を使うんだって。まぁ、美味しい方がいいもんね(笑)
〝柚子タルト〟も〝ゆず餅〟もレモンで作れるなら大満足。それに今まで習ってきた和菓子の中では、上位に君臨できるお味。
ゆずはうちにあるし、復習の日は近いかもね。