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間違いを正しいと思い込んでいることは想像以上に多い

こんばんは、不自然な笑顔でも90分で自然な笑顔に改善する
笑顔表情筋協会 笑顔トレーナーの手塚です。

表情筋で一番のあるあるは
口角を上げるには口に力を入れるという勘違い

私はこのnoteで何回か話していますが、

笑顔にするために口角を上げる時、

口に力を入れるのは間違いと話しています。


口角を上げるには頬の筋肉である

小頬骨筋という筋肉を使います。


でも、多くの人は

「口に力を入れないと口角は上がらない」という間違いを

正しいと思い込んで口角を上げるために、

口に力を入れまくっているのをいっぱい見ています。


・口のほうが簡単に力を入れやすい
・口に力を入れると口角が上がった気がする
・そもそも頬の筋肉をいう概念が頭にない

色々な理由はありますが、

勘違いを起こす一番の原因は、

子供のときに正しい知識を誰からも習わなかったからです。


専門家の知識は正しいけど、
自分の経験から得た知識や世間のイメージのほうが
正しいと信じ込んじゃう人も多い

冷静になって考えれば、

専門家の先生が話す内容のほうが正しいと理解できます。

でも、それができない理由はなんでしょうか?


一番の要因は

「自分は正しい」「自分は間違っていない」

という思い込みが激しいからです。


子供は人から教わる場合、

知識がないので素直にその内容が正しいと思います。

でも大人の場合、ハンパな知識を持っていること、

そして、自分はそれが正しいと思って生きてきた。

そのため、

知識の間違いを指摘されると、

感情的には「人格否定された」と勘違いを起こす人がいます。


そのため、

「そんなわけがあるはずがない!(怒)」
「お前の言うことのほうが嘘だ!(怒)」
「お前はそんなに偉いのか!(怒)」

知識の間違いを指摘しただけなのに、

この様なとんでもない反応が返ってくることだってあります。


ちょっとした間違いをしてされただけなのに、
なぜか必要以上に怒ってしまったことありませんか?

私自身も経験あります。

なんであんなにムカついたのか?

冷静になって振り返ると、本当に申し訳なかった、と。


「自分の正しさ」を間違いと指摘されると、

人間は「自分の存在を脅かす敵だ!」と勘違いして、

人を攻撃してしまうことがあります。


人間は論理的に行動するようで、

かなり多くの部分は「感情」を優先させて行動します。

わかりやすいのは

「怒りで我を忘れる」という言葉があるように、

人間は意外なほど、感情任せで行動しているのです。


だからこそ、大人になると

間違っていた知識を修正するのは意外と難しいのです。


じゃあ、どうすればいいのか?

自分はバカだと思えばいいのです。


・バカだから知識がないから知らないことが多い
・バカだから間違って覚えていることが多い
・バカだから教わらないと正しいことはわからない

これを頭において、人から教わったり、

間違ったことを指摘されると、

怒りという感情はあまりでてきません。


むしろ、新しいことを教えてくれてありがとう!

と知識の吸収の手助けになります。


20年、30年、40年、50年と生きたところで
自分の知識がすべて正しいなんて思うほうが「変」

自分はその道の専門家でもなんでもない

自分はそれについて勉強したり、毎日接しているわけでもない

だからこそ、

知らないことがあったり、

間違って覚えていることが多くて当たり前。


そんな子供が人から教わる姿勢で、

何事も教わっていくと、

何歳からでも、新しいことを吸収できるようになりますよ。


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