歯の矯正をしている人は笑顔になりにくい?
こんにちは、笑顔表情筋協会 笑顔トレーナーの手塚です。
歯の矯正をしているのが不安です
笑顔表情筋のセミナーに来る人で、
歯の矯正をしていた人はけっこういます。
矯正が終わっている人であれば問題ありません。
ただ、顎が出ていたり、
反対咬合の方(咬み合せた時、下の歯並びが上の歯並びより前に出ている状態)はちょっと不利になります。
先に矯正したほうが良い場合もあるし、
トレーニングする時にちょっと気にする程度で
大丈夫な場合もあります。
なぜ不利になるのか?矯正したほうがいいのか?
表情筋はあくまで筋肉です。
骨、骨格がズレている場合は、
筋肉の動きだけ直しても
笑顔を直すのは難しいです。
話は変わりますが、
先日ギックリ腰になった私は現在、
骨盤矯正をやっています。
これは骨盤の位置が本来の位置からズレているため、
特定の筋肉に負荷がかかり過ぎてしまう。
そのため、腰痛になったり、
ギックリ腰になりやすくなっています。
それはマズいと思い、骨盤矯正をしています。
笑顔もこれと同じです。
筋肉の動かし方だけ直そうとしても、
口腔外科的に見て矯正が必要と思われる場合は、
先に矯正してもらうことを勧めています。
その後に筋肉を動かすほう、
表情筋のトレーニングをやらないと
効果が半減。
いや、効果がでないし、
逆に悪影響になることもあるかもしれません。
そのため、最初の個別レッスンのときには
噛み合わせまで見てから、
個別レッスンを続けていくのか、
一度中断したほうがいいのか考えます。
じゃあ、噛み合わせや歯並びを
完璧にしないとトレーニングできないの?
一流のモデルや芸能人のように、
完璧な歯並びにする必要はありません。
私自身も完璧には遠いし、
子供の時にほんのちょっとだけ前歯を矯正しました。
ただ、ある程度、目に見えて歪みがある人は、
先に矯正したほうがいいということです。
私も何人かそのような人と出会い、
先に矯正してからレッスンになりました。
物事には順番があります。
その順番にしたがって、
自然な笑顔を取り戻していきましょう。