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「インターネットで社会をより良くする」というのは、ユニラボを創業するずっと前から、様々なネットビジネスを通じて私が取り組んできたことです。その中でも、中小企業を「IT×受発注」という切り口で社会変革していくことが、PRONIのビジョンです。

今回、ユニラボからPRONIへのリブランディングの重責を担い、自ずと弊社の創業理念と向き合う時間に恵まれました。それは、Purpose(パーパス)をより確かに言語化しなければならないということでした。

「仕事はひとりでやらなくていい」 
PRONIが社会に投げかけるメッセージです。

PRONIが向き合う10の社会課題

前提として、弊社が向き合う社会課題は、弊社単独で変えられるほど簡単ではありません。奥が深く、構造的な日本経済及び社会の問題点を示唆しています。だからこそ、次々と新しい問いを立て、新規事業を展開し、社会に対して問題意識を発信していかなければならないと考えます。それがスタートアップであり、起業家であると思います。

ここに纏めた社会課題は、受発注をテーマに奮闘する弊社が変えたい社会問題として知って頂けると幸いです。

法人400万社における中小企業率は99.7%。大部分は中小企業による経済であるが、
労働生産性等の経営指標における格差は年々拡大をしている。
中小企業の経営課題は「人材」と「営業力」の2点に集約され、この構図は何年も変化がない。
人材不足、人材育成、営業、人にまつわる問題は日本経済の構造的課題である。
少子高齢化により圧倒的に人手が足りない。2040年に1,100万人の労働力が不足する。
その中で、仕事における生産性の改善は喫緊かつ重要な課題である。
人手不足の解はアウトソーシングにあるが、経営者の目線は新規採用に向きがち。
外注活用に長けている企業は少ない。
日米のアウトソーシングへの期待値にはGAPがある。日本はコスト削減、米国は経営資源の
コア業務への集中。競争力を高める為のアウトソーシング活用という考え方は普及していない。
アウトソーシングを阻む壁として、経営に関する相談相手の問題がある。
人は身近な人に頼ってしまうもの。プロを頼る術を身に着けていない人がほとんどである。
コロナ以降、DXに関するニーズは確実に増えた。相談したいニーズはあるが、相談相手がおらず、税理士や会計士に聞く経営者も多く、正しいアドバイスを得られていない。
IT投資により労働生産性が上がるのは確かだが、ITツールの導入には様々な壁がある。
旗振り役がいない、使いこなせない、導入に関する不安は尽きない。
都市部と地方のインターネット広告化率、ホームページ開設率には大きな差ががある。本来誰でも使えることがメリットであるにも関わらず、地域が生じるのは情報格差や人材格差が大きい。
PRONIが向き合う社会課題は10個に留まらない。日本の成長を考え、待ったなしで進めなければいけないこれらの課題を、PRONIは会社経営を通じて解決し、社会に貢献します。


ユニラボはPRONIになりますが、創業理念である「中小企業を成長させるプラットフォームを創る」為に、社会課題とも向き合っていきますし、もちろんサービスをご利用いただいたユーザーさんに使って良かった!と笑顔になって頂けることが、何より重要なことだと考えます。

PRONIマガジン創刊

弊社マネジメント陣も、様々なプロフェッショナルや、アウトソーシングを積極活用し、「プロに出会う。プロになる。」を試行錯誤の上、体現しようと奮闘中です。

どちらかと言えば、割と何でも内製主義だった過去への反省から、「コア業務」「ノンコア業務」を見極め、積極的に外注パートナーを活用するようになりつつあります。パートナー様との信頼関係の築き方、外注を成功させるノウハウ等、PRONIのワークスタイルとして、ご参考にして頂けると幸いです。

これから「PRONIマガジン」と題して、日本の発注力を爆上げするコンテンツを発信していきますので、どうぞご覧ください。

(事例1) PRONI 取締役 工藤嘉也 × 株式会社ベルシステム24様(コールセンター)

そうは言っても、やはり人と人なので、「外注先」となるとどうしてもモノのように扱ってしまったり、「やっといて」という態度になってしまったりすることもあるかもしれません。しかしそうではなく、お互いにパフォーマンスをし合える状況をいかに作っていくかが非常に重要です。我々はそのカルチャーを大事にしている会社ですが、社内だけでなく、外部のパートナーの方とも同じようにカルチャー作っていく必要があります。そして我々が広めていく外注活用ノウハウでも、同じような考えを広めていけたらいいですね。

PRONIマガジン『新規事業の肝となるカスタマーサクセスの外注。成果を上げる為のパートナーとの信頼関係構築の裏側』

(事例2) PRONI 取締役 中村哲郎 × 株式会社JADE様(SEOコンサルティング)

契約前に “自分たちが何を目指しているのか” ”相手はどのような人達なのか”を理解してから、プロジェクトをスタートさせることが大事だと改めて実感しました。また、お互いを認めた上でスタートしなければ、共通のゴールに進むことも難しいと思うので、最初に信頼関係がありつつ、協同プロジェクトの中でお互いが信頼を積み重ねるべく、お互いのプロフェッショナルさを発揮していくことが成果に繋がりますし、長いお付き合いにもなると思います。成果を追っているのは我々ですが、その実現のためにどのような方向性で進むのかは、お互いに納得しながら進めていく、そのためにも信頼関係やコミットはとても重要だと思います。

PRONIマガジン『Googleコアアップデートによる大打撃からのV字回復。初めての外部コンサルティングパートナーとの共同プロジェクトから学んだこと』

(事例3) PRONI 代表取締役COO 柴田大介 × 株式会社EVeM様(社員研修)

前職で長く一緒に働き、その能力の高さと人間性に信頼を寄せていた長村さんが起業し、スタートアップやベンチャーに特化したマネジメント研修をはじめたと聞きき、情報収集のために彼のブログを見てみると、マネジメントに関する資料がアップされていました。それを見たとき、すぐに“これを社員に話してほしい”と思い、相談に乗ってもらうことにしました。やはり“ピープルマネジメントに対する根本的な考え方”が同じだったことも大きく、それは紛れもなく前職で共有していた考え方そのものでした。

PRONIマガジン『100人の壁を越える!元同僚へのマネジメント研修の外注決断と、その成果とは』

(事例4) PRONI 代表取締役CEO 栗山規夫 × 株式会社ニューピース様(リブランディング)

高木さん、山田さん以外にも、NEWPEACEが目利きをされた様々な一流クリエイティブ人材をチームに編成していただき、そういった仕事の進め方もいいなと思いました。沢山のその道のプロと、新たなブランドについてディスカッションを重ねることで、独りよがりにならず、複眼的な目線を持つことができました。沢山の関係者の間に高木さん、山田さんが入り、しっかりとディレクションしてくれたことも良かったです。また、忖度なしにプロとして対等に意見交換を出来たのは気持ちのいいプロジェクトになったと思う最大のポイントです。

PRONIマガジン『創業10年、リブランディングの決断。その時、創業者がコンサルティングパートナーに求めたものとは何か。』

PRONIの挑戦はこれから始まります。どうか応援宜しくお願いいたします!


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