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数字が伝えるメッセージ
ちょっと前のものですが、結構わかりやすい「ロジカルシンキング&マーケティングの入門記事」がありました。
「新たな感染者数は50人です」 肝心な時にチラつく心理的な癖
新型コロナウィルス禍の今日、様々な数字が定義や背景等が捨象された形で “適当な見出し” とともに「ひとり歩き」しています。
そういう時世なので、なおさら
“「数字そのもの」と「数字に対する評価」は別もの”
との指摘は重要です。
それに関連して、こんな例も挙げておきます。
“論理的な思考” をする前提として「ファクト(事実)の把握とその評価」が重要になりますが、“ファクト(事実)の伝え方” によって思考の方向性が影響を受けることがありますね。
2020年12月20日の記事見出し
〔読売新聞〕
・都内で新たに392人の感染確認、7日ぶり400人下回る
〔毎日新聞〕
・東京都内で新たに392人感染確認 月曜では最多
もちろん、先に “伝えたいこと(導きたい方向)”があって、それに沿った「見出し」が選ばれているわけで、ファクトをどんなメッセージに仕立て上げているかによって、記者の意図やメディアの立ち位置等がはっきり見えてきますね。