リモートワークのお父さんは1時間だけ忍者になる
先に言っておくと、忍者ってのはおおげさなんですが。
トレタに転職してから、コロナウイルスのこともあって、だいたい週の半分かそこらはリモートワークをしています。時間にして、だいたい午前9時すぎからだいたい午後の19時過ぎくらいまで。
午前9時ってのは、子供を保育園に送ってきて、自分が家に戻ってくる時間です。だいたい8時半〜8時50分くらいには戻ってくるので、そこから小さい家事をして、始業するとだいたい9時すぎくらい。9時半過ぎることもたまにあるかな。
そこからふつうに勤務して、18時半〜19時半くらいに終業したい、ってのが自分の働き方です。ちょっと長く働くのは、時に子供が急病などで早退をすることもあるので、その時にそなえて勤務時間を貯めているからです。もちろんやることがあんまりない日や調子が上がらない日に早めに上がるためでもありますが。
さて、そうしたリモートでの働き方をしたとき、1つだけ課題というか、問題があります。
我が家には、5歳になる男の子がいて、この子が朝の8時半に保育園に行く子です。夜は妻がお迎えを担当していて、だいたい18時45分には家に帰ってきます。
そう、子供が家にいる時間と、僕が仕事をしている時間が、ほんの少しだけ被るのです。
これ、経験者の方ならわかってもらえると思うのですが、3〜5歳くらいの子供、特に男の子って、父親が家にいたら、いかに仕事中だよって言っても、そばに寄ってきちゃうんですよね。それ自体は仕方が無い。むしろかわいい。抱きしめたいくらい。
でもね、意外に18時半過ぎってSlackが加熱していることもあるし、終業に向けて細々とした業務をしていることもあるんですよ。だから、以外に重要。
そこで僕が出した答えとしては、5歳の息子が帰ってきたとき、僕は家にいないことにすること。つまり、忍者になることですよ。
やり方は簡単で、うちには幸いにして僕の仕事部屋があるので、そこにこもるだけ。ただし、鍵がかけられない構造なので、子供がドアを開けてしまったらアウト。そのため、子供が帰ってきて以降は音も出さず、トイレにも行かず、とにかく気配を消し、静かにステルスで過ごします。なんとなく謎の罪悪感を感じながら。
そうして終業後は、そーっと玄関から外に出て、何食わぬ顔で「今帰ってきた感」を演出するところまでがワンセット。かくして、5歳の息子は僕がリモートワークで家にいる、というのを知らず、ここ1ヶ月はんほどを過ごしています。
どうだい、お父さんは忍者をやっていたんだよ。なんて言える日はくるんだろうか。
なお、このURLを息子に共有するのだけは勘弁してください。
(追記)いま部屋から出ようとしたら、ちょうど子供がトイレに行こうとドア開けたところだった〜あぶね〜なんて感じでまた5分過ごしたりします。
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