最も恐ろしいもの
私にとって、最も恐ろしいのは僻みである。それは、いつ出てくるかわからない代物だ。友達、先輩、後輩、兄、弟‥ 自分にとって身近で大切なものまでも歪んで見えてくるのが、僻みだ。
自分にとってないものがある、できないことを成し遂げる。そのような人は、とても眩しく、羨ましく見える。それが「尊敬」に変われば、その人にも周りにも敬意を表せる人間になれる。しかし「僻み」に走ってしまうと、たちまち醜くなる。
誹謗中傷というのはその悪い方向に走ってしまった末路として起きるものだ。
自分にはないものを持っている=ずるい、なんでこんな奴が持っていておれには何もないんだ
この考えは、人を傷つける上に自分も醜い人間となる、最悪な考えだ。このような考えに支配されてそうになった時、私は最も恐ろしく、闇に呑まれそうな思いになるのである。
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