甦れ。「500文字の読書感想文」-ツナグ(新潮文庫)#47
死者を一時的に蘇らせる方法があるなら、あなたは試したいと思いますか?
もし、現実世界で肉体もリアルで蘇ることができるのなら、魅力的な話になるだろう
だが、現実世界ではそんなことは、現時点ではあり得ない
だから、毎日を後悔しない選択をしていくべきなのだろう
「あの時のお礼やお返しができていない」「旅行でアメリカに行きたいと思っているけど、なかなか時間とお金が」
なんて考えているうちに、結局先延ばし
あっという間に人生はヒョンなことから、終わりを告げてしまうのである
子供の頃は実感がなかったが、大人になって実感するのが、時間の短さだ
特に20歳を過ぎてから、時間の流れはあっという間
やりたいことなんて、なかなかできずに人生が終わってしまう
だから、自分の人生は後悔のない選択を心が得ようと思った
わざわざ蘇ってまで、伝えないといけないことがる!
なんて、死者になってから後悔するのは嫌なのだ
他人の人生を生きることはせず、自分という軸を持って、人生を謳歌しようではないか
死者を蘇らせてまで、伝えたいことがある
なんて生きているうちでも、そんなことはしたくはない
だから、何か思いを伝えたい人がいるのなら、後悔のないように伝えるべきだろう