始めよう。カルテス・エッセン「500文字の読書感想文」-食事作りに手間暇かけないドイツ人、手料理神話にこだわり続ける日本人 共働き家庭に豊かな時間とゆとりをもたらすドイツ流食卓術 #44
毎食美味しいものが食べられる時代
当たり前のようだが、これはすごいことなんだと思う
24時間コンビニは空いているし、24時間営業している飲食店もある
1から手料理を作らなくて、冷凍食品やレトルト食品なんかは、すぐに調理できて美味しい
だが、それを家族や子供に食べさせるのは「悪だ!!」と思っていたり、手料理を作らないのは、愛情が足りない
なんて、周りから揶揄される傾向があるのが、日本社会の闇なのだろう
私には妻がいるわけでも、子供がいるわけでもない
だが、これだけは確実に言えることがある
手作り料理をしないからと言って、愛情がないわけではない
むしろ、調理は簡単に済ませ、会話したり、一緒に過ごす時間を多くすることができるのなら、その方がいいと思っている
ドイツ人の夕食は「カルテスエッセン」という、冷たい料理が主流らしい
野菜や果物を切って並べたり、とにかく夕食はそこまで手間をかけない
むしろその分、家族と過ごす時間を重視している
私も早速だが、カルテスエッセンを初めてみた
驚くほど時間に余裕ができるから、これも不思議な体験だった
今すぐ生活様式を変えるのも難しいと思うが、ドイツ流の食事を試し続ける価値はありそうだ