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人生一度きりだから!

昭和の常識は令和の非常識。

これ、たくさんある。

昭和31年度の経済白書では
「もはや戦後ではない」と記されている。
戦後10年。日本は復興のために必死に頑張ってきた。
勤勉な日本人だからできたのだろう。

その後日本経済は高度成長期を迎える。

新しい家電が好きだった父のおかげで我が家には洗濯機、冷蔵庫、カラーテレビが入ってきた。
それらを見て子ども心に豊かさを肌で感じた。

だから僕たちの時代はとにかく収入の安定した、そして高額の給与を得るためには大手企業に入ることと言われた。

だから"いい会社に入るためにはいい学校に!"と言われた。

いい学校とは偏差値の高い学校。
東大をトップに私学なら早稲田、慶應。
それらの大学に入って卒業できればいい会社に入れる。
いい会社とは三菱や三井などの財閥系を筆頭に、大手企業。

大学選びは偏差値。
やりたいことなんか言える環境ではなかった。

だからこのいい学校に入るためなら浪人することも当たり前だった。

浪人、もったいない!時間が。

うちの父は大学卒業が近くなった時に
「卒業してからどうするんだ?」と聞かれた。
僕は就職することが当然と思っていたから、鳩が豆鉄砲状態!

あの時、海外留学でもしていればよかった(後悔、、、)

いい会社、つまり昔からある大手企業なんか今なら進めない。
伸び代がない!

今はいいな、と思うけれど自分の思いがなければ好きに生きろと言われても困るばかり。

でも今の若い子たちと話すと意外に保守的。
安定を求めてる。

安定ってなに?
って言いたいけどわからないでもない。

生活することとやりたいことは時に相反する。

その勇気を養うための学生時代のような気がする。

あー高校くらいに戻りたーい!

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