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心模様

懐かしいあの景色
父はいつも休日にはドライブへ行く

車に乗せられて
みかん畑の山を登る
母は途中の小さな小屋でみかんを買う
まだまだ酸っぱい青いのみかん
口の中に残っている

景色と共に思い出す

懐かしいあの山並みを


父はドライブが好きだった
母と私を連れて
どこまでも車を走らせ
目の前に雲が広がる高原に

いつの間にか父と母とのドライブが多くなる 
二人で寄り添って


もう秋なのに
暑い日は家にいる

今日もアゲハ蝶がやって来る
庭のもみじに戯れて
去年は二羽で訪れたのに
今年は一羽さみしげに

父はひとりでドライブに出かけたのか
母を置いてきぼりにして
置いてゆくはずはないのに

わたしの心模様は
父と母とが二人でいる
父は愛しげに母を見つめている

いつまでも魂だけは繋がっている

親ガチャなんていうけれど
わたしは自分がこの親を選んできたと思いたい

懐かしい
父と母とのドライブは
いつも心の中で生きている

ただ父の食堂選びはいつも外れる
それさえも今はもう笑い話


父が「ご飯を食べよう」と選ぶ場所は見るから不味そう
ここだけはやめようよと心の中でいつも思う
それでも父は駐車場に車を止める


今日は何だかなあー、表現が下手っぴですみません。


#どんとこい2024秋

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ノリかな
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