ほら、そこに
母の姿が見えるのか…
書展の場
「ほら、そこにお母さんがいる」
神の言葉を伝えるお社さんに言われる
わたしの左側
母は右耳が不自由だったから
いつも聴こえる方の耳側にいる
やっぱりそうか…
目には見えないけれど母はいつもそばにいる
ご飯も食べて
お茶飲んで、お菓子も食べる
ひとりのはずなのに
いつも誰かがいる感じ
不思議だね
不思議だよね
動かない肉体が存在した
火葬場で骨になる
遺骨を砕いて粉末に
全て見届けたはずなのに
もう動く肉体はないのにね
やっぱりいるんだ…
肉体のない魂だけの存在が
あることはいつも話しで聞いていた
そんなに驚くことはない
じいちゃんもばあちゃんも教えてくれていた
だからね
お母さんが出てきても驚かない
実相の世界で生き続けているのは分かっている
早く出て来てくださいな
隠れてないで
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