見出し画像

親孝行

「親が死んだ時から本当の親孝行が始まる」


小林正観さんの言葉

親が生きている内の親孝行は本当の親孝行ではない。
突然、親が死んだり、親の死に目に会えなかったとさめざめと泣く人がいる。
かなしんで泣くよりも、親孝行は親が死んだ時から始まるということを知っておいたほうがいい。
親がこの世を離れて空から自分の子どもを見おろしながら周りの人に
「あそこで人を喜ばせているあの子は私たちの子なんですよ」
そう自慢できる。
親が亡くなって親にそう言わせる人生を送ること。
それが本当の親孝行。
そしてそう言った親の肩をトントンとたたく人がいる。
「あんたたち二人は親だと偉そうに言っているが、私たちは四人いるんだ」
それがおじいちゃん、おばあちゃん四人。
「あの人を喜ばせているあの子は私たちの孫なんだよ。あの子がいるのは私たちのおかげ、私たちの方が偉いんだよ」
そう言っているおじいちゃん、おばあちゃんの背中をポンポンとたたく人がいる。
「あんたたち四人は偉そうに言っているが、こっちは八人いるんだ」
そう言っているのがひいじいちゃん、ひいばあちゃんの八人。
次々とご先祖様が増えてゆく。


親孝行とは

親に何かをしてあげることではなく

親が自慢できるような

自分らしい生き方をすること。





いいなと思ったら応援しよう!

ノリかな
よろしければサポートお願いします。