違う人生

もしもはないけれど
あの時に違う道を選んでいたら

わたしにはある
辛くてもかなしくても切なくても
ひとりで生きる

そういう生き方を選びたい

どうせ生まれるのもひとりなら
死ぬのもひとり

どうして今まで気づかなかった
バカだよね

今が時旬と言われても
暗黒の中でもがいてるだけ

ひとりで生きていく覚悟を持って生まれたかった
どうせひとりなんだから

わたしには何もない
空っぽだ　
ひとりだからと言って
中身の詰まった生き方が出来ているかというと
おそらくそんなことはない

多分また同じように空っぽと感じているかも知れない

もう一度生まれ変われと言われても
もう結構とお断りをしそう

わたしは早く還りたい
本当はこの世に降りて来たくなかったのかもしれない

この世に降りるとはみんな同じ荷物を背負っている

人の荷物は軽く見えるだけ
いくら違う人生を選んだとしても