花冷え
花吹雪の舞う中で
見つめていたのはぼってりとした八重桜
強い、強い風にあおられ
花びらがぐるぐると砂ぼこりと共に
舞い上がる
あの景色がこころから離れない
桜吹雪の舞ったあと
黄砂とともに
花冷えが続く日々
あたたかいのか
寒いのか
だから春は好きじゃない
暑いのも寒いのも好きじゃない
何事からも逃げているのか
砂ぼこりと舞う桜の花びら
いつまでも続かない花冷えの日々
生きてる意味を考える
小牧さん、いつもお題をありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
毎週シロクマ文芸部の創作を楽しみになっています。
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