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2020年11月6日はカニ解禁の日
11月6日は待ちに待ったカニの解禁です。楽しみな解禁日に向けて北陸で有名な加能ガニと香箱蟹についておさらいしておきましょう。
表題の写真のカニさんについている青いラベルは石川県内で水揚げされたブランドである「加能ガニ」の印です。
加能ガニとは
「加能ガニ」はズワイガニのオスのことを指し。石川県内の能登地方、加賀地方の双方の頭文字をとって名付けられました。全種は基本はすべて本ズワイカニですが、日本海では水揚げされた地域ごとにオスのズワイガニは異なった名前で流通します。福井県では「越前ガニ」、山陰地方では「松葉ガニ」として知られています。
身が詰まった甘みのある触感が特徴。噂によるとカニ職人は採れた産地を匂いや見た目、味で判別できるようです。
毎年のこの時期は輪島のカニ祭り!
写真は昨年の能登地方、輪島で例年開催されるカニ祭りの様子です。今年は残念ながら新型コロナウィルスの影響で中止となっていますが、来年は開催されてほしいです。
カニ解禁の催しとして毎年大量のカニ料理が振る舞われ、カニがまるごと入ったカニ汁や牡蠣など魚介の炭火をして楽しみます。
サイズによって味も異なる
市場でオスのズワイガニは大きさによってかなり値段に差がでますが、足が折れていたり脱皮直後のものは値段がぐっと下がります。
脱皮直後のものは、身が水っぽくなってしまうので避けるべきですが、多少の足折れくらいなら我慢できそうです。素人目でも、もし選ぶ際は色が鮮やかで殻が硬いものを選ぶと良いでしょう。
忘れてならない「香箱蟹」!
見た目が立派なズワイガニはオスですが、小ぶりなメスの「香箱蟹」も美味しいです。石川県や富山・福井など北陸地方では香箱ガニを食卓でいただくことは昔から一般的に浸透しており、郷土料理も多く存在します。
オスに比べて足が細く、身は多くありませんが甲羅部分にぎっちり詰まった味噌が特徴です。ホカホカご飯に乗っけていただきたいですね。
まとめ
残り二日待ち遠しいですね。蟹は剥くのが大変で嫌煙されがちですが、このご時世ゆっくりとおうちで贅沢するのも悪くないですね。
剥き方は色々あって道具さえ揃っていればかなりかんたんに調理することも可能なようなので、6日はスタートダッシュして効率のいいさばき方を習得してみたいと思います。
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