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アンコウを捌いてみた(プチグロ注意)

橋立港の付近で営業するやまは水産というお魚屋さんで100g / 50円という破格の値段でアンコウが売っていたので思わず3匹ほど購入してみました。

今日はアンコウ鍋で決まり!と思ったのですがアンコウなんて料理したことないから試行錯誤しながら捌いてみました。

なかなかの強面

これは代表的なクツアンコウ(Lophiomus setigerus)ですね。一般的に食用のアンコウは基本的にメスしかいなく、提灯部分のアンテナもしっかり生えてます。肉食魚特有の歯が発達してて鋭く丈夫なので迫力がありますね。こちらは少々小ぶりの個体です。

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捌き方を学ぶ

こちらの動画を参考にさせてもらいました、めっちゃわかりやすいです。サイズ的にはこちらで紹介されているものと同じくらいだったのですが、ヌメヌメするのでまな板に乗せる時は台からこぼれ落ちる事故に注意しましょう。口の部分が丈夫なのでそこを起点に固定してもいいかもですね。

ズル剥けでホラー

ただでさえ怖いのに革がズル剥けたらさらにグロテスクです。流石に写真に収めるにははばかられるので、裏側から内蔵取る部分は勇気の在る方は動画でお楽しみください。色々な臓器がプププるんと飛び出します。塩水などでヌメリを取った上で切れ味のいい包丁で撫でるように切れ込みを入れると皮がはぎやすいです。

かなり歯の部分が鋭く丈夫なので、口の部分に包丁を突き立てて引っ張るとブリンっと剥けます。まあまあパワープレイ。

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鮟鱇の七つ道具

想像以上にキレイにさばけました!「どこがやねん!」と思うでしょうが、これでもかなりキレイな方です。

あんこうの可食部分を7つ挙げて。 肉・肝・水袋(胃)・ぬの(卵巣)・えら・ひれ・皮(尾ひれ・あご・ほお肉を含む)で「鮟鱇の七つ道具」と呼ばれます。アンコウは骨以外、捨てるところがないむだのない魚です。

3匹めは慣れてきて3~5分くらいでいけましたが、サイズ的に卵巣が小さいのと胃は内包物の絵的に家族に不評なので諦めました。

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実食:アンコウ鍋

コラーゲンプルプル!火を通しても柔らかいし骨もサクサクかめます。個人的にフグ予期も口当たりがまろやか。日本酒で優勝できました。

白菜ときのこ類、豆腐がセットだと鍋として更に楽しめますね。最初はゆずポン酢、柚子胡椒でいただき、途中から味噌を投入!

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まとめ

こういう不思議な魚をさばくのめちゃくちゃ楽しいです。構造がわかると更に観察のしがいがありますね。

次回アンコウをさばく時はもう少し大きいものを扱うか、天ぷらにしたり痛風鍋でもつくります。『気まぐれディスカバリー』 第1回目で、なかなか際どいネタをぶっこんでしまった。

次回もお楽しみに。@norinity1103 でした。


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Noriaki Kawanishi
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