黄色いカラダが美しい ウスタビガを捕まえた
すっかり寒くなってきた晩秋の夜、玄関先の照明につられてフサフサのやつがやってまいりました。
ウスタビガ
ウスタビガ(学名:Rhodinia fugax)はチョウ目ヤママユガ科に分類されるガの仲間です。
黄褐色~橙褐色で波型の帯があり、4枚の翅に1つずつ半透明の紋を持つのが特徴です。成虫は晩秋に出現し、灯火によく飛来します。幼虫は、クリ、クヌギ、コナラ、エノキ、サクラ、カエデなど、いろいろな樹木の葉を食べます。
口や排泄器官はない
ヤママユガは見た目こそボリュームがあって体毛が逆だっているので毒があると思われがちですが基本的に無害です。蚕の成虫と同じですね。
虫に慣れている人はヤママユガを一種の造形美として愛でています。他の蛾・蝶と比較してズングリした胴体と曲線美が特徴です。
街灯に飛来するのは主にメス?
オスの個体は立派な触覚を持っています。何度かウスタビガは捕まえたことがあるのですがまだオスにたどり巡り会えたことがないです。
成虫の一生は短い
ヤママユガは成虫になって一切の飲食、排泄行為を行わず幼虫のときに溜め込んだ栄養(脂質)を生殖に費やします。
なかなか哀愁の漂う風貌はそこら辺の生態が影響しているのかもしれませんね。
久々の昆虫採集回でした。あまり得意でない人も多いので昆虫系はそのうちマガジンを分けたほうがいいかもしれませんね。
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