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あらためて「ワークライフバランス」を自分なりに。

前回の記事の「副業で人生を変えることがスタンダードになってくる」が思いのほか好評でしたので、今回もリンダ・グラットンさんのベストセラーの「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」を参考にしつつ「ワークライフバランス」について考えてみました。

「ワークライフバランス」という言葉は実は何年も前からあったそうですが、最近耳にするようになったのは政府の「働き方改革」の推進が始まったあたりからのようですね。

内閣府からも仕事と生活の調和推進サイトが運営されているくらいですからね。

ワークライフバランスとは「仕事と生活の調和」ということですが、確かに近年の日本人の仕事とプライベートのバランスはかなり崩れているように感じます。

この考えはまだまだ僕自身の知見が狭いことや、ビジネスの業種業界によってはワークライフバランスがとれている人もいるのかもしれませんが、少なからずこういった思いをもって日々暮らしているサラリーマンは僕の周りには多いように感じています。

また、「何かがおかしい!?」と、その仕事過多なライフスタイル自体に疑問視をしていない人も見受けられるので驚きです。

ある意味で幸せなのかもしれませんが。。


ライフワークバランスを語るうえでおさえておきたいポイントが「人生100年時代」というキーワード。

単純にヒトが100歳まで生きるようになってくるよ。ということなんですが、確かに世界的にみても人間の平均寿命は延びてきているし、2007年以降に生まれた人たちの50%が100歳まで生きるなんていわれているようです。

この件に関してはちょっと信じがたいですがね。

とはいえ、30年前の平均寿命よりやはり長生きすることは間違いないわけで、60歳、70歳、80歳をどういうふうに過ごしていくか?ということも、考えなくてはいけない時代なんだなぁと思うわけです。

つまり、そこの辺りも踏まえながらワークライフバランスを考えていかないといけないということなるわけです。


「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」の本では人生のステージがマルチステージになるというふうにいわれています。

どういうことかというと、今までの就職して1社に属して定年まで働き、老後をのんびり過ごすというような人生ではなく、就職しても途中で退職し、仕事自体を休業することがあったり、新たな学びをする時間があったり、起業したりしてその学びを活かしてまた、就職するなんていう感じです。

つまり、働くステージ、ライフステージが一辺倒のもではなくいろいろと変化しながら引退して老後を迎える方が合理的で有効だということです。


ちなみに、まさに僕がこのマルチステージ的な生き方を選択しており、実践中でもあります。

僕自身も子供との時間や自分自身の可能性のための学びの時間を得るために長年につとめた会社を退職して千葉から秋田に引越しをして時間を大切にしながら生活をしています。

かなり勇気がいりましたし、まわりからの反対意見も多くて、かなり自分の中ではギャンブルでしたが、なんとか今のところやっていけています。


今までの考え方では、退職や転職数が多いと次の就職に不利になるというような概念が捨てきれないところではありますが、今後はそういった転職や起業した経験というのも中途入社においても、武器になってくるのではと思ったりもします。

なぜなら、終身雇用ではない会社が増えてきているからです。

企業が終身雇用が現実的ではないということに気づき、大手でも発表されてきているのは無能とまではいかないまでも、長くいれば高給がもらえる給与体制ではなりたたなくなっているからです。

それなら、優秀な人材に高給を払って働いてもらった方が企業にとっても有益だと思いません?


つまり、人生がマルチステージにわたって学びを得て自己成長していくことがこれからのワークライフの本流だと思えます。


そして、もうひとつの時間に対する考え方も需要です。

人間は24時間365日と当たり前の時間の中でいきているわけで、子育てや趣味、休養だけでなく、学びや成長の時間が確保ができないと今のステージ(働き方)で行き詰ってしまいますよね。

そこで、お金より時間を優先的に考えた転職というのもアリですし、副業にチャレンジするというのも今の時代は必要なんだと思います。

つまるところ、自分で時間を自由にコントロールできる状態になることが望ましいわけですから、今の会社が良いとか悪いではなく、まさに仕事と時間のバランス思考が重要になってくるわけです。

そのためには今必要な所得が減ることにばかり目を向けずに、未来志向になることが大事で、本当の理想の自分のライフスタイルをイメージし、現状と比較、今後どうなるか?を検討しなくてはいけません。

理想のライフワークバランスを得るためにはその差分を埋めていくための設計をして今動き出すタイミングなのではないでしょうか。

むしろ何もせずに今まで通りの生活を続けていくことが、リスクでしかないように感じられた本になりました。


こちらの動画も非常に参考になってわかりやすかったのでシェアしますね。


追伸:

いや、本当に仕事は人生を形成するための手段だと思うんです。

・家庭を守るため。
・趣味のため。
・もっと大きな夢のため。

仕事が趣味な人もいるとは思いますが、手段が目的に変わってしまうのはいかがなものなのでしょうかね。

目標や目的をもう一度思い出してみるのが効果ありだと思います。


追追伸:

そんなことを思いながら、僕自身も自分なりのワークライフバランスを得るために試行錯誤中です。
興味のある方はマイページを覗いてみてくださいね。
▼▼▼

https://linktr.ee/takenori86


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