「腕の良い職人ほど儲からない」のは建設業界だけではない!だからこそ、自分の技術やスキルをまずは広めていくべきではないのか。
建設業界といえば2020年のオリンピックに向けて好調な業界のイメージを僕も持っていたのですが、やっぱりというか、末端の職人さんってやっぱりなんですよ。
3%しか儲からない下請構造って、かなり厳しい業界ですよね。
いや、職人さんってどの業界もこのような事例が多いような気がします。
という僕も飲食業界で「職人」というは自負はないものの、調理を経験し料理長も務め上げたひとりの人間として、
「やっぱり割に合わないなぁ、、、。」
という、強い想いはずっとありましたから(笑)
飲食業界も会社の上の人間がオイシイところは持って行ってしまうので、現場で働く人たちは出した利益の数%しかもらえないんですよね。
で、なぜこのように職人さん、つまり現場で働く人間が儲からないのか?
ちょっと考えてみました。
建設業界の構造的には、もちろん下請け業者の職人さんが賃金が低くなってしまうわけですが、この構造自体を常識や当たり前として受け止めていることがそもそも間違っているのではないのか?と、疑うところから始めてみます。
このピラミッドの構造上の底辺でしか自分の仕事が「無い」という錯覚。
ある意味では洗脳ともいえますが、その構造の枠を一度、取っ払って物事を考えてみるというのがとっても大事だと思うのです。
もし仮にあなたが腕の良い職人さんであれば、いろいろなところで需要はもちろんあるでしょうし、その技術を教えることを仕事にもできる可能性も十分にあります。
つまり、何が足りないのかといえば「自分の価値に気づいてもらう力」だと思うのです。
あなたの価値を知ってもらえればチャンスはあると思いませんか?
そもそも自分の価値に気づくこと自体がなかなか難易度が高いことではあるのですがね。
(いや、コレ本当ですw)
「現状の自分の仕事になんとなく納得いっていない。」
「もっと給料があっておかしくないはずだ!」
「これだけやってコレだけ?」
なんて思っているのであれば、まずは自分のもっている技術なり、価値なりを人に広めて、その価値に値付けしてもらうことが第一歩ではないでしょうか。
そこで価値を感じてくれる人や企業に出逢うことができれば、割に合わない仕事から、やりがいのある仕事を転化する可能性があるわけですから。
といっても、すぐに人に気づいてもらうことはできないですし、もしかしたら自分が思っていた技術や価値がたいしたことがないものということを気づかされるかもしれません。
ただ、現代はこういった時代ですから、なにかしらのカタチで発信していくことは大事だと思いますし、そうこうして発信しているうちに自分自身の頭が整理され、それが本業にも活きてくるはずです。
と、自分に言い聞かせてみました(笑)
追伸:
そんなことを思いながら、僕自身もいろいろなメディアを使い、自分というものを発信しています。
興味のある方はマイページを覗いてみてくださいね。