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二眼レフカメラで撮影した1966年の東海道本線・伊東線
ファインダー用と撮影(露光)用のレンズが縦に並んだ二眼レフカメラ。「体育の日」が初めて制定された1966(昭和41)年10月10日、中古で手に入れた二眼レフカメラを携えて東海道本線・伊東線で撮影しました。
(この記事は2021年6月に会員限定記事として配信したものです。)
二眼レフカメラは慣れないと戸惑う
二眼レフというカメラは、直方体のボディにファインダー用と撮影用に2個のレンズが付いています。ファインダーは実画面と同じ6×6cmのピントグラスになっているので左右が逆に写り、慣れないと列車などの動くものを撮るには少々戸惑います。
▲早起きして有名な撮影スポットである根府川に向かった。足場の悪い斜面を登り、なんとか線路の脇に出られた。153系の先頭にクモユニ74が連結された伊東行きの普通列車(1966年10月10日、楠居利彦撮影)。
日本では昭和20年代後半から30年代前半くらいまでが二眼レフの全盛期で、メーカー(機種)の頭文字はAからZまでをすべてカバーできるといわれていました。
手に入れたのは「アイレスフレックス オートマート」
昭和40年代になっても生産されていたのはミノルタオートコードとマミヤのC形シリーズくらいになりますが、カメラ雑誌でニッコールレンズがついたアイレスフレックス オートマットという機種があることを知り、中古店巡りをしてなんとか手に入れました。撮影用レンズはF3.5/75mm、シャッターはB・1~1/500秒というスペックは二眼レフの標準的なレベルです。
▲155系の修学旅行列車「ひので」。私も中学3年の修学旅行で世話になった(1966年10月10日、楠居利彦撮影)。
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