2022年4月、帰省しました その7
さて、7日目。実家で一人きりになって初めての朝です。
おでかけしましたよ~。
まずは折尾駅まで行ってみた
この帰省で時間が出来たら、ひとまず歩いて折尾駅まで行きたいなと思っていました。折尾駅までは2 km程度。歩いて30分かかるかどうかの距離なので、散歩がてら行くには割とちょうどいい距離です。実家に住んでた頃も、度々歩いて折尾駅と家との間を往復することがありましたし、まあ大丈夫かなと。
ルート選定も、特に深く考えず。とはいえ、ひとまず白石書店には寄りたいなあと思っていました。
白石書店、実家にいる頃は積文館書店と並び、ヘビーローテーションする書店の一つでした。カフェが併設された今の装いになったのはいつぐらいですかねえ。私がいる頃はもちろん、カフェはありませんでした。
せっかくなのでお店の中に入って本を物色することにしました。流石に本を買いすぎると帰りの荷物が大変になるので、買ったのはマンガ本2冊。ただ、折尾駅に行くことが目的ということもあり、カフェには寄りませんでした。
ちなみに平日(金曜日)の午前ということもあり人は少なめでしたし、昨今の明るい照明に慣れているせいか、少し店内が暗めな印象はありました。ただ、「これがあのときの明るさだったのかな」と思ったりもしました。
内装が大幅に変わったとはいえ、CDショップも相変わらず併設されてましたし、やはり妙に懐かしい気分になりましたね。
白石書店を出てから本城駅方面へ。この辺は、高校のときに自転車で折尾駅に行くときのルートでした。そこから国道199号線を横切る地下道を通って向かい側へ。家族とよく食べに行ったリンガーハットと積文館書店の近くの道を上り、折尾駅に向かうにはちょっと遠回りになりますが、光明方面へと向かいました。
吉野家・折尾警察署・ユニクロ…。吉野家は昔ローソンだったよな、光明にあるマンションは昔マルショクじゃなかったっけ、でもマンションになったのも随分前か…。ポプラがない、ダイイチ電気じゃなくてヤマダ電機になっとる(それも結構前)、などと、歩きながら昔の光景との違いを噛み締めていました。
そこから折尾駅までの道中も少しずつ変わってきてますね。ずいぶん道路が広くなりました。丸尾町のところもずいぶん変わった印象です。郵便局の位置も変わってましたね。というか、元の位置がもうよく思い出せない(笑)
折尾プール(昔は丸尾プールと呼んでました)は相変わらず。シーズンオフだからか水が抜かれてましたね。そしてマルオ模型! まだ健在だったことに軽く感動を覚えました。まあ、ミニ四駆くらいしか買わないライトなユーザーでしたが(笑)。当時小学生の自分にとっては少し遠い場所にありましたしね。
そして「マムシ注意」の看板。確かに、整備された崖の上には林が茂っていて、そこからマムシが降りてきそうな雰囲気はありました。
そんなこんなで折尾駅に到着。ここまでで既に1万歩近い歩数歩いていたようです。
折尾駅は、話に聞く通りずいぶん変わってました。昔ながらの造りは高校のときに毎日見てて馴染みがありましたけど、すっかり現代風にこざっぱりした印象ですね。
散歩して疲れたんで、久しぶりに東筑軒でうどんを食べました。昔は旧3番ホームにあって、土曜の学校帰りに昼ごはん食べに立ち寄ってました。
穴開きレンゲ、めっちゃ便利でした!
思いつきでミクスタ行ってみた
さて…。ここで終わりというのも流石に物足りない。折尾駅まで歩く道中で、「そうだ、電車に乗ってミクスタまで行ってみればいいんじゃね?」と思い立ちました。まだお昼が過ぎたばかりだし、余裕あるっしょ。全部乗せうどん大盛りでチャージしたしな!
というわけでミクスタへ向かいました。
陣原駅を通過して黒崎駅に向かう途中、なにやら練習場らしきものが。「あれが話に聞くギラヴァンツ北九州ユースの練習場!?」と思いましたが、当日は確信は持てず。後日ツイッターにて、ユースの練習場であることを教えていただきました。
次の機会には赴きたいなと思っておりますが、話によると陣原・黒崎両駅からそこそこ遠いところにあるとのことなので、周辺散策も兼ねて気長に向かう必要がありそうです。
さてミクスタ。
当日は観客席には入れませんでしたが、隙間から覗くことは可能でした。どうやらグラウンドの整備中だったようですね。当日のこの時間帯は、多分私以外に見学者はいなかったと思います(笑)
この数日後にミクスタ開放されてたみたいですね。残念! 実に残念! まあ、楽しみはあとに取っておきましょう。
気まぐれで小倉城に行ってみた
さて、ミクスタは見終わった。帰るか? いや、まだ時間がある。そうだ、小倉城に行ってみよう! と、あさの汐風公園の芝生を歩いている最中に思い立ちました。
私は大学進学以降北九州を離れた上、生まれも育ちも八幡だったこともあってか、今に至るまで小倉は「少し遠い土地」という感覚です。なので、たまに小倉の井筒屋や西日本総合展示場・AIMなどに連れられて行ったことはあるものの、実は小倉城を見に行ったことは一度もなかったのです。
これを叶える時が来た!(しかし、私が小倉を訪れた直後に旦過市場が火災でその多くを消失。とても残念です……)
小倉城は西小倉駅の近く。とはいえ、小倉駅と西小倉駅はそこまで距離が離れているというわけでもなく、歩いていけるだろうと思い、電車は使わず歩いていくことに。
ちなみに、小倉城に行く前に一つ確かめたいことがありました。公式HPによるとオフィシャルグッズのリアルショップがあるとの情報が! 小倉井筒屋の新館6階にあるとのこと。小倉城の道中にちょうどあるようですので、まずはそちらに向かってみることに。
ちょっと前はオフィシャルショップも運営されてたようですが、現状のリアルショップは売り場の一角をお借りしている状態のようですね。個人的にはリボンマグネットがあれば購入しようかと思ってましたが、残念ながら置いておりませんでした。
井筒屋をあとにしたあとは小倉城へ。途中、市庁舎がででーんと構えているのを眺めつつ、そのすぐそばに小倉城が! 本当に市庁舎のすぐ近くなんだな!
小倉城周辺も立ち寄りたいところはたくさんあったのですが、しかしもうそろそろ帰らなければ! ということで小倉駅に戻ることに。
まあ今考えれば、もうちょっと粘れたかな? しかし既に2万歩近く歩いてましたし、ここから折尾駅に戻ってから家まで歩いて帰ることを考えると、無理はしないほうが良かろうと思ったのです。
そして帰り道
折尾駅に戻ってきました。
着いたのはちょうど学生たちでごった返す時間帯。さすが学生の街折尾なだけあって制服だらけが行き交う中、一人のおっさんが折尾駅の完成イメージ図の写真を撮っていました。
帰り道は丸尾・光明方面とは反対側、学園大通りの坂を登っていくことにしました。しかし、私がいた頃に比べて市営バスの本数がずいぶん減った印象ですね。まあそれが、折尾駅と家との間の道中を徒歩にした、という理由の一つでもありましたが…。
そこから九州共立大前の交差点を産業医科大学方面へ。しかし、この交差点歩車分離式になってるせいか、スクランブル交差点みたいに斜めに渡る人がいました。斜めの横断歩道は描かれてませんでしたので、少し面食らいました(問題ないとは思うのですが)。
この辺はいつの間にこんなふうになってたんやろ、と思ったものです。
さて、ここまでくればあと一息という感じですね。
というわけで、長い長い散歩は終了しました。十分満足しましたが、時間があればもっともっと回りたい場所がありました。ただ、これ以上を望むのであれば、もはやここに住むしかなくなりますね(笑)
まあ、楽しみは次の機会にとっておくことにします。
夜は、私が不在の間に義姉から差し入れていただいた努努鶏(ゆめゆめどり)をつまみにヱビスビールを飲みながら晩酌しました。妙に寂しかった昨晩に比べ、この日はかなり清々しい気持ちで眠りについた気がします。楽しかったですね。
というわけで、翌日はいよいよ最終日。北九州を離れるときが来ました。
それではまた明日!