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娘の復帰戦

1. はじめに

娘が足を捻挫してから1週間ちょっとがたちましたが、早期治療が功を奏したのか昨日復帰することができました。

前日の練習に参加させてみると、1週間も練習していないとは思えないくらいジャンプサーブもできていたし、アタックも鋭く決めていました。

逆に練習しないで疲労が抜けて良くなっているような気さえしました。

2. 親の苦悩

しかし、まだ完治していないせいか、娘は捻挫した足に違和感を覚えていました。

次の日の試合に出場させるかどうか、親として迷いました。

娘もどうしたらいいか分からないと言います。

痛みなのか違和感なのかと聞くと、違和感だと言います。

でも、もう少し練習したら痛くなっていたかもと不安げに言う娘。ますます迷わせました。

3. 試合出場の決断

そこで私は、

「〇〇(娘の名前)はどうしたいんだ?」

と尋ねました。

すると娘は

「バレーをやりたい!」

と即答しました。

その娘のやる気に押される形で、

「ならやりなさい!」

と答えました。

ただし、「違和感じゃなくて痛いと感じたら監督に痛くなったので交代しますと伝えるように」とアドバイスしました。

4. 大会でのプレー

そして、昨日の大会に出場しました。

不安はあったものの、娘のやる気を信じました。

対戦相手が強いと分かっていたので、勝てるかどうかは分かりませんでした。

案の定、点数を次々と決められ、点差が広がって1セット目を取られました。


続く2セット目。娘のチームは頑張りを見せ、中盤までリードしていました。

そして、娘の不安を払拭するプレーが生まれました。

それは、2回連続でブロックで得点したことです。

娘はブロックに自信を持っており、以前からブロックで得点するシーンを見ていましたが、2回連続は初めてでした。

さらに、怪我をしたのもブロックで飛んで降りた時に相手の足を踏んで捻挫したので、その恐怖を乗り越えてのプレーはすごいと思いました。

5. 親としての考え

もちろん、これだけではありません。ブロックでの得点は計5本以上決まり、アタックも鋭い角度で決めていました。

心配していましたが、本当に良かったです。

もちろん、まだ復帰が早かったのかもしれないし、違和感があるのなら出さなかった方が良かったのかもしれません。

でも、娘がやりたいと言った気持ちを尊重してあげたかったのです。

怪我が長引いても仕方ない。それは、娘が今後考えることであります。

しかし、親が子供のやりたい気持ちを邪魔しているような気がしてならないのです。

7. おわりに

私は今後も正解かどうかは分かりませんが、子供たちの気持ちを尊重していきたいと思います。

その中で、子供たちが判断できるようになってくれることを信じています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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