大社高校の大金星
はじめに
甲子園1回戦で大波乱が起きました。
1917年第3回大会にも出場し、32年ぶりに甲子園に戻ってきた大社高校が、2年連続センバツ準優勝の報徳学園を破り、1961年以来63年ぶりの白星を手にしたのです。
大社高校の躍進
大社高校は、甲子園での勝利が長らく遠ざかっていましたが、今回の1回戦で大きな結果を出しました。
報徳学園という強豪を相手に、彼らが見せた粘り強いプレーと、絶妙な戦術が光りました。
報徳学園の予想外の敗退
個人的に、報徳学園は優勝候補最有力と考えていました。
まさか初戦で敗れるとは思ってもみませんでした。
しかし、野球の神様のいたずらと呼ぶには、馬庭投手のピッチングがあまりにも素晴らしすぎました。
試合展開
初回の攻防
試合は初回から動きました。
大社は報徳のプロ注目右腕・今朝丸裕喜投手(3年)の立ち上がりを攻め、2死一、三塁から5番・下条心之介外野手(3年)が左中間へ適時打。左翼手の悪送球の間に、一塁走者が一気に本塁へ生還し、2-0とリードを奪いました。
7回の追加点
7回には、8番・園山純正内野手(3年)が左前適時打を放ち、貴重な追加点を挙げました。これが結果的に、試合の流れを決定づけるものとなりました。
馬庭優太投手の素晴らしいピッチング
先発左腕・馬庭優太投手(3年)は9回1失点で完投。彼のピッチングは圧巻で、報徳学園の強力な打線を完全に封じ込めました。打たせて取るピッチングで凡打の山を築き、的を絞らせない配球が光りました。ストレートは綺麗な軌道でミットに収まり、際どいコースへの制球も抜群でした。
ネット上の反響
報徳学園の初戦敗退に、ネット上でも驚きの声が多く寄せられました。
「報徳学園が負けた」、「まさかの初戦敗退」などのコメントが溢れる中、「馬庭君が良いピッチャーすぎた」、「今朝丸くん凄いけど、援護が無さすぎて可哀想だった」といった声も見受けられました。
次の戦い
次の相手は、完封勝利を収めた創成館です。
大社のエース馬庭投手と、創成館のエースとの投げ合いが楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
大社高校のこれからの活躍に注目していきたいと思います。
これだから高校野球は面白い♪