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息子の初試合
1. 試合の始まり
今日は息子の野球の初試合でした。
野球塾で技術向上のための練習はしていたものの、試合経験は全くありませんでした。
特に、色んな場面を想定した走塁練習、打撃練習、守備練習などもしていませんでした。
野球塾のメンバーは4年生2人、3年生3人、2年生4人という構成です。
そんな中、小学3年生の息子がどんなプレーをするのか、楽しみと不安が入り混じる中で試合が始まりました。
ちなみに、チビマッチという4年生以下しか出られない大会があり、それに出る前の練習試合でした。
特殊なルールがあり、5回制で1回に3点入ればスリーアウトを取っていなくても攻守交代となります。
対戦相手は少年野球の4年生ばかりのチームで、こちらが不利であることは分かっていました。
2. 試合展開と息子の守備
案の定、ボコボコ打たれました。外野に飛んでも取れませんし、外野手が後ろにそらしても内野手は定位置で止まっています。
息子は最初、サードを守っていましたが、動きが分からないためキョロキョロしていました。
それでも嬉しそうにニコニコしていたのです。そんな時にサードに痛烈なゴロが飛んできました。
『取ってくれ!』と思った瞬間、スパンと取ってファーストに投げました。
送球はそれましたが、取ったことに感激して、その後の送球なんてどうでもよかったです。
3. バッティングと走塁
続いては、息子のバッティングに期待していましたが、最初の打席はファーボールを選び、一塁へ。
走塁練習をしたことがないのに盗塁を試みました。
足は速い方なので安心していましたが、オーバーランをしないか心配でした。しかし、その心配もどこ吹く風で成功しました。
次の打席でもファーボールを選びました。
打ちたい気持ちは背中を見ていても分かります。
そして、最後の打席ではクソボールを大根切りしてしまいました。
打ちたかったのでしょう。打球が転がる間に打点を挙げました。
負けはしましたが、息子が楽しそうなので本当に良かったです。
4. 2試合目のピッチング
そして、もう1試合することになり、試合開始前に息子が嬉しそうに私のところに来ました。
「先発ピッチャーばい!しかも1番バッター!」
と、とても嬉しそうに言っていました。
こちらは不安で仕方なかったのに…。
しかし、その心配を吹き飛ばすほどのピッチングでした。
打たれはしましたが、ファーボールを出すことなく黙々と投げてくれました。
5. 初ホームラン
そして、攻守交代して1番バッターの息子。
すぐにツーストライクに追い込まれ、三振がちらつく私の不安を一振りで吹き飛ばしました。
三塁線に強烈な打球を放ち、そのまま全力疾走してホームへ。ギリギリセーフでした!
初のホームランです‼️
もう勝敗なんてどうでもよかったですね。
6. 試合を終えて
私はこの日を忘れません。
息子が楽しそうに野球をしている姿を見て本当に幸せでした。ありがとう。
これから息子は野球を頑張っていくのでしょうが、色んな悔しい思いもすることでしょう。
しかし、この時の『息子の笑顔』と『自分の幸せな気持ち』を忘れずに観戦していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。