三浦典正が花粉症対策を調査~花粉症を緩和・予防する食べ物・飲み物は?
どうもこんにちは、三浦典正です。
3月になりましたね。
昨日は春らしい暖かい陽気で、過ごしやすい1日でした。
ただ、ちょっと前に花粉が飛んでいるという話を朝の天気予報で聞いてから、外を歩いているとなんだか目がかゆくなる気がします。
花粉症持ちじゃないのになあ…。気分の問題か?
ちなみに僕の妻は花粉症持ちなので、毎年ひどくなる時期の前に耳鼻科で薬をもらって症状を抑えるようにしているようです。
毎年のことなので慣れっこのようですが、欲を言えば薬を飲まずに過ごしたいとのこと。
そこで今日は、花粉症の症状を緩和・予防する食べ物や飲み物について調べてみました。
花粉症の原因と症状
花粉症の原因は、花粉に対する免疫機能によっておこるアレルギー反応です。
僕たちの体に入ったものは、体の免疫機能により受け入れるかどうかが決まるわけですが、実はこの免疫機能が曲者。
異物とみなすとたちまち攻撃する抗体を作り、花粉を体の外に出そうとします。
この行動がアレルギー反応となり、目のかゆみや充血、くしゃみ、鼻水などの花粉症の症状を引き起こします。
スギだけじゃない!花粉症を引き起こす花粉の種類
花粉症といえば、スギ花粉の飛散量が多くなる3月ばかりがクローズアップされがちですが、実は花粉症が起きるのは春だけではありません。
花粉症を引き起こす花粉は日本に約60種類もあると言われていて、中には12月から1月を除いたほぼ1年中飛ぶ花粉もあります。
春以外の季節で「風邪をひいていないのにくしゃみや鼻水がとまらない」という方はスギ以外の花粉症の可能性を疑ってみた方が良いかもしれません。
東海エリアの花粉カレンダー
市販のアレルギー薬を販売しているアレジオン の公式サイトで、僕の住む東海地方の花粉カレンダーを発見しました!
画像:アレジオン
これを見てまず驚いたのが、スギ花粉は10月からもう飛んでいるという事実…。うちの妻が病院で薬をもらうのは2月になってからなので、もらうタイミングはむしろ遅すぎる気がしますね。
あと気になるのはイネ。飛散する期間が3月末から10月と、スギ花粉が終わってからの花粉症の原因になっている模様。
両方のアレルギーを持っている人は、一年中花粉症に悩まされている可能性もありますね。
ただ、花粉の飛散する量は少なめなので、スギよりは楽なのかもしれません。
それよりもスギ花粉と時期が被る3月中旬から、5月まで飛んでいるヒノキの方が花粉の飛ぶ量が多いのでスギと合わせて悩まされる人がいて厄介かも。
また、印象的だったのはブタクサ、ヨモギなども花粉症の原因としてよく耳にしますが、ブタクサは9月中旬~下旬、ヨモギは9月中旬~10月中旬と花粉が飛ぶ期間自体は短いことに驚きました。
ここで掲載しているのは東海地方のものなので、他の地方の花粉カレンダーを見たい方はサイトをチェックしてみてください。
花粉症を予防・症状を緩和する食べ物・飲み物
アレルギーの薬のような即効性はないですが、食べ物や飲み物でも花粉症を予防・症状緩和することが可能です。
どんな食べ物・飲み物が花粉症対策になるのかご紹介していきます。
花粉症対策におすすめの食べ物
まずは食べ物から見ていきましょう。
~ヨーグルト~
ヨーグルトに含まれている乳酸菌には腸内環境を整える効果があることはご存ですよね。実は、腸内環境を整えることで花粉症の症状を抑えることができるのだとか。
ただ、即効性はないので花粉症シーズンが始まる3ヶ月前くらいからは毎日摂取するようにしましょう。
ちなみに乳酸菌の餌となるバナナやきなこ、はちみつといったオリゴ糖が含まれる食材と一緒に摂ると効果がUPするそうですよ!
~レンコン・ごぼう・海藻類・きのこなど~
レンコン・ごぼうや海藻類、きのこなどに多く含まれる食物繊維には、腸内環境を整える効果があるため花粉症予防におすすめです。
食物繊維が多い食材の中でも、レンコンには、アレルギー症状を抑えるというタンニンという栄養素が入っているので積極的に摂りたい食材です。
~サバ・イワシ・サンマなどの青魚~
サバやイワシ、サンマなどの青魚にはDHA、EPAと呼ばれる成分が多く含まれています。
このDHAやEPAは抗ヒスタミン作用があるため、アレルギー誘発物質であるヒスタミンの働きを抑える効果があると言われています。
~チョコレート~
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、免疫機能に作用しアレルギー症状を抑える働きがあります。
チョコレート同様、カカオポリフェノールが含まれているココアも花粉症対策におすすめです。
花粉症対策におすすめの飲み物
続いて花粉症対策におすすめの飲み物を紹介します。
~緑茶~
僕、三浦展正が毎日飲んでいる緑茶も花粉症予防に効果的なのだとか。
緑茶に含まれるカテキンには、アレルギー誘発物質であるヒスタミンを抑える働きがあると考えられているようです。
緑茶の中でも「べにふうき」と呼ばれる品種のものにはメテル化カテキンと呼ばれる特別なカテキンが含まれていて、通常の緑茶よりも花粉症予防・鼻づまりなどの症状緩和作用があると言われているのだとか。
ちなみに「べにふうき」は元々紅茶用に開発された品種。
発酵するとメテル化カテキンが失われてしまうため、紅茶で飲むよりも緑茶で飲むことをおすすめします。
~コーヒー~
コーヒーのポリフェノールに含まれるクロロゲン酸は、花粉症予防効果があると言われています。
また、カフェインにはヒスタミンを抑える働きがあるため、花粉症の症状緩和に効果的です。
ただしコーヒーをブラックではなくミルクや砂糖を入れる場合は、飲みすぎに注意。
ミルクに含まれるトランス脂肪酸には、花粉症を悪化させるリスクがあるからです。
また、砂糖を入れすぎると血糖値が高くなるため、逆にアレルギーに対抗するホルモンの分泌を抑制してしまうリスクがあるので控えましょう。
~甜茶(てんちゃ)~
天然の甘味が特徴の甜茶には甜茶ポリフェノールが含まれ、アレルギー誘発物質であるヒスタミンの放出を抑える効果が期待されています。
甜茶といっても色々種類がありますが、花粉症対策としてはバラ科イチゴ属の「甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)」の葉から作られたものを選ぶと良いでしょう。
~乳酸菌飲料~
ヨーグルト同様、乳酸菌が入った飲み物は腸内環境を整えるため花粉症対策におすすめです。
食べ物のヨーグルトと同じように花粉症シーズンに入る3ヶ月前くらいには毎日飲むことを心掛けたいものです。
ただ、加糖のものを毎日摂取すると糖分の摂りすぎになる可能性があるため、無糖のものをなるべく選ぶようにしましょう。
~ルイボスティー~
美容健康に良いとされるルイボスティーには、アレルギーの改善に良いとされる抗酸化作用があるフラボノイドと呼ばれるポリフェノールが多く含まれています。
カフェインが入っていないため、寝る前に飲んでもOK。
普段の生活も見直すことが花粉症予防につながる
今日は花粉症の原因や予防・症状緩和に効果的な食べ物・飲み物についてお話ししました。
花粉症の症状が出ないようにするためには、食べ物・飲み物だけではなく普段の生活を見返してみることも必要です。
花粉の飛散時期は布団や洗濯物を外に干さない、外から帰ってきたら花粉を払う、掃除するなどの直接的な対策に加え、免疫力を低下させないためにストレスをためない、体を冷やさない、規則正しい生活を送るなど、生活面でも気を付けるようにしましょう。
もちろん、症状がひどい時は我慢せずアレルギーを抑える薬を病院で処方してもらうことが大切です。
花粉症でくしゃみや鼻水が止まらない、目の充血やかゆみなどが見られたら早めに病院を受診しましょう。