タイでの予定、アジアの構想
タイでの予定はある程度固まってきた。
ほぼ友達と言っていい一回り歳下の子(いつも書くと長いから略して「ほぼ子さん」と命名しよう。以後よろしく。)の暮らす村で彼女と会う約束を前々からしていたのだが、話の流れでチェンマイに一緒に行って一緒に年越しをする予定を組んだ。バンコクから徐々に北上していく旅となる。
大阪からバンコク入りした翌日にはバンコクのスネークファームというところにあるクリニックで破傷風と狂犬病などの予防接種を打つ。黄熱病のワクチンはアフリカや南米で打っていないと入国できない国もあるが、まだ先なので、後半のボゴタ空港で無料でしてもらえるらしいのでそうさせてもらってお金を浮かせる作戦。
狂犬病の2回目のワクチンは、どうやら7日後に打たなければいけないようだ。バンコクにそのためだけに7日間以上滞留し続けるのも嫌だったので、ほぼ子さんの住む家の近くのクリニックで打ってもらう手筈を整えてもらった。
なので、7日後にはほぼ子さんのいる村に到着すること。
そして年末にチェンマイへ移動すること。
その2点は日程を固めた。
ほぼ子さんの仕事の都合もあるから、ホテルも予約して、チェンマイ行きのバスも予約し、年内の大まかな予定はそんな感じで決定。
言い換えれば、年明け以降は何も決めていない。
そして到着後の7日間もどう過ごすかは決めていない。
荷造りもしていないし、海外対応のプラグもどこにしまったか探せていないし、持っていくワンピースも決めかねているし、そういえば裾上げもやれてない。
毎年、仕事納めの日は、私の職場の近所の事業所で働いているほぼ子さんに呼ばれて、そちらの事業所で餅を食べるのがここ数年続いていた。一昨年の私は餅を連続で7個食べてみんなを驚かせた思い出。
大晦日は、みかんとまた餅を食べながら紅白歌合戦を見て、年越しうどんを食べて(そばアレルギー)、実家の裏にある寺で除夜の鐘を撞くのが私の年末の過ごし方なのだが、今年はチェンマイの衛星チャンネルが映るテレビがあるホテルをわざわざ選んだのでNHKワールドが映れば紅白を見ようと思っている。ダイソーで買った小さい鏡餅を2つ持っていく予定なので餅も食べられる。
それから日本から2時間遅れで正月を迎えるタイのチェンマイのお寺へ行ってもいいし、さっさと寝てもいい。
私は、ヤングで陽キャなパリピじゃないから、年越しはカウントダウンパーティー的なのに行く気はないけどいいの?とほぼ子さんに聞いたら、のりまきさんと会えて喋れたら何でもいいとのラブな返答だったので安心した。
それから1人でラオスに向かって国境を越える。どういうルートでどこの国境からラオスに入るかは決めていない。
①昔したようにチェンマイからさらに北上してチェンライあたりからバスやボートでラオスに入る
②タイのルーイからラオスのルアンパバーンの直行バスがまた復活したと何かで見たのでそのルートで行く
③タイのウドンターニーといううどん谷みたいな地名からラオスのヴィエンチャンまで行って、そこからコロナ禍に完成したばかりのいかにも中国ぽいと噂の中国まで繋がっているラオス鉄道に乗ってルアンパバーン入りしてみる
この中のどれかで行こうと思っていて、往路と復路を変えてもいいし、その時の気分や状況で決めようと思う。
ラオスからベトナムやカンボジアに陸路でバスを乗り継げば行けるので行こうかなとも思ったが、行ったことのある場所だし忙しなくなりそうなので、とりあえずタイとラオスでゆっくりすることにしよう。
英気を養ってから1月末にインド入りして、怒涛のインド巡りをしたい。
ぐるっと陸路を使って一周してもいいなぁと思っているし、ラジャスタン州を巡ってから、コルカタに飛んで以前のようにボランティアを1ヶ月くらいしてもいいし。途中でしんどくなればネパールに逃げ込んで、ヒマラヤに接近するトレッキングとかもアリだし、春になればアムリトサルのワガ国境から歩いてパキスタンに入ってフンザに行ってアーモンドの花見をしてもいい。
何にせよ、世界多分一周旅の中で早くも最も体力と精神力を使うことになりそうなインドなので、タイとラオスでゆっくりしようと思う。
世界多分一周旅のアジア編は多分こんな感じになるかなとぼんやり考えている。
交際費と長距離移動の交通費を抜いて、宿泊費も含めて1日2000円、1ヶ月6万円がアジア編の予算。
15年前は1ヶ月3万円の予算でインドを旅したが、今回はそれの2倍の設定ではある。
最安値の宿はつまりはそういう旅人が集まるので、色んな意味での治安の良さを考えて(パリピからも逃げたい)、最安値は一応避けてその町で3番目くらいに安い宿を選ぶ私の方針だが、それでもいけるんかこの計算。
アジアで使うお金を抑え込めたらヨーロッパで少し楽ができるので、経済面に関してはちょっと頑張りたい。だけどそれ以外は全く頑張らずに旅したい。
今考えれば西回りにして良かった。慣れたアジアから旅を始めるから、和食を自炊する場面もなさそうな気がするし、特に念入りに準備する必要もなさそうである。何も要らない気がしてきた。
それでもまさか前夜に荷造りを開始するとは自分でも思ってなかったけど。
さてどうなることやら。
うちにあるタイの地球の歩き方は1番新しいのでももう13年前のものなので、置いていく。
最新版はインスタ映えのお寺が表紙。時代を感じる。