見出し画像

961 PRODUCTION presents 『Re:FLAME』day1現地行った感想

まずRe:FLAMEとは

Re:FLAMEとは2009年発売のゲーム・アイドルマスターSP(PSP)に登場する
961プロ所属のアイドルユニット「プロジェクト・フェアリー」の三人
星井美希・我那覇響・四条貴音が登壇するライブの事です。
ゲームキャラクターが登壇?と思うかもしれませんが、
ざっくり言ってしまえば会場にライブステージと大スクリーンが設置されていて、そこに三人が映し出されて
ライブをしているように見える形式のステージになっています。


感想


やはり最高だった。
これは私がこの四条貴音というアイドルが好きで、私の経験では初めてのこういった形式のライブ、かつこのプロジェクト・フェアリーと言うユニットが先述のゲーム内でしか登場しない(ゲーム内で所属プロダクションが変わるため。三人は引き続き登場し続ける)、ある意味とても貴重な、言ってしまえば幻のライブと言えるようなステージだったという点も多分にある。
特にそのゲーム内のお披露目シーンで歌唱される
オーバーマスターと言う楽曲。これが公演の一曲目だったのですが
感動と興奮で足がガックガクに震えて立っているだけでやっとで、最悪隣の同行者にしがみつこうかと思ったほどでした。(もし倒れるとスタッフに救護退場させられるかもと思ったので)
海外アーティストのライブ映像で失神したり崩れ落ちてしまうファンの方の映像を見ることがあるが、本当にこうゆう事あるんだと振り返りながら思います。

まあこのようにミリシタとか他のアイマスタイトルでも頻繁に披露されているのですけど。
ただ、「961プロダクション」の「プロジェクト・フェアリー」が披露する「オーバーマスター」は(この辺、シチュエーションに拘るオタクで恐縮なんですが)
私は先述のアイドルマスターSPが発売されて以来初めて見れたと思う。だから15年越しにそれが叶ったと考えると、やっぱり立てなくもなるかなと思う。
皆もオーバーマスター聞いて下さい。 カッコいいので。サブスクもあります。


何となく思う事

こういった所謂「キャラクター」がライブをするという事になると、尚更思うのがその「キャラクターがそこに居たよ」と言う話題なんですが。
尚更と言うのは通常のゲームやアニメのライブで、キャラに声を当てている声優さんが登壇するライブでも、その所作からオタクはキャラクターがそこに居たという風に思う事が良くあるため。
実際私は今回、プロジェクト・フェアリーの三人、またアイドル四条貴音はそこに居たと思えたのですが、しかし実際のところ現実はそうではなく、我々は幸せな夢を見ているだけではある訳なんですよね。

ではなぜ私はそう思えたのかと言うと、
例えば高精細なスクリーンに映し出された美麗なアイドルの3Dモデル、モーション。ライティングやスモークで平面を感じさせず奥行きを思わせる演出、現実のステージも立体的でとても凝ってあって、スクリーンに映るステージと実際にあるステージとの親和性が高くなるような作りになっていて、ライブ前はステージを見て感動し、ライブが始まれば一体このリアルステージとスクリーンの境目がどこにあるのか分からなくなるほどでした。またライブ会場でのドレスコードやチケット等、来場者の気分を盛り上げてくれる演出。これらは大いに関係あります。
でもこれだけで現実と空想の間を飛び越えられるかと言えば、そんなに両者の間は狭いものではないと思うんですよね。
(もちろん会場の演出やクリエイターさん達を過小評価しているわけではなく、今まで見た3Dライブの映像で間違いなく最高のものでした)
これはアイマスのキャラクターデザインや3Dモデルに限界があるとかそうゆう話ではなくて、話が突飛に思うかもしれませんが、例えば遠い未来で人間そっくりのアンドロイド(制作物)を人間と思えるかみたいな話になります。

では何が虚構と現実の懸け橋になったのかと言えば、それはやはり見る人の心の持ち方なのではと思うんです。
制作物に「魂を込めて作る」とか「命を吹き込む」なんてよく言いますけど。
魂は現実には存在しませんし、制作物に生命はありませんよね。でもその込められた魂や生命を信じることは出来て、それがその虚構、空想、制作物を現実に顕現たらしめるのだと思うんです。

ですのでこれは信頼関係というか、制作側の吹き込んだ魂をどれだけ消費する我々が信頼できるかという話で、またそれを我々が望んで居なければこの関係は成立しないと思います。
例えばプロジェクトフェアリーの3人を知らない人が今回のライブを見てもやはり3Dのキャラクターがかっこよく踊っているだけでそれ以上のものにはならないし、そこに実在性を感じることは無いでしょう。

今回何よりも嬉しいのは、幸せな夢を見たい私たちと、それを見せようとする製作者の方々との相互関係を強く感じる事が出来たような気がして、それがとても幸せに思いました。
15年越しに向こう側からこんな素晴らしいボールを投げてもらえるなんて、つくづく幸せな一夜でした。
本当にありがとうございます。
また期待しています。必ず見に行きます。

感想2

ちょっとだけあの…次やるなら、完全に好みの話なんですけど
プロジェクトフェアリーのやる
SMOKY THRILL見たいんですけど…
だめですかね…?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?