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事務所が閉鎖?プノンペンでコロナクラスター発生
2021年2月20日午前、プノンペン都のダイヤモンドアイランドにおいて、新型コロナウイルスの市中感染が確認されたとして、フン・セン首相がスピーチを行いました。
同スピーチによれば、クラスターが発生したクラブN8関係者や訪れた関係者の追跡調査が行われており、すでに32名の新規感染が確認されています。
これにともない、クラブN8周辺の娯楽施設、レストラン及びアパートメントの建物が閉鎖された他、ダイヤモンドアイランド等、複数の地域が封鎖されています。また、それらの地域の居住者に対しては14日間の隔離及び検査が行われる模様です。(在カンボジア日本国大使館 より)
これまでのカンボジアのコロナ状況
2021年2月22日現在のカンボジア国内における感染者数は合計568名です。うち、治癒者が475名、死者はいません。
そして今回のクラスターまでは新規感染者は1日に数名で、海外からの帰国・入国者の輸入症例のみでした。
なぜクラスターが起きたのか?
入国後の隔離期間中、ホテルの警備員に賄賂を渡し抜け出した外国人女性が感染していたそうです。
ホテルを抜け出した後、クラブや複数箇所のコンドミニアムに滞在した結果クラスターが発生したと報道されています。
カンボジアに根付く賄賂文化が仇になったと思います。
該当施設は即座に閉鎖
大使館情報によると、現在23箇所が閉鎖されておりそのうちの一つがなんと私達のオフィスビルでした…
幸いなことに、しばらくオフィスへは行っていなかったのでおそらく感染の可能性はないと思っています。
クラスター発生当時はオフィスがあるダイヤモンドアイランド全体が閉鎖されていたようですが、今は当該ビルのみのようです。
しかし、以前AEON1でクラスターが起きた際もAEON1は即座に休業という判断の速さはさすがでした。
今後の動向
日本では「三密」という言葉がすっかり根付きましたが、カンボジアにもこのような標語が生まれたようです。
カンボジアでコビット感染拡大を防ぐため最近見かける標語「バイカーピア(3守)バイコム(3禁)」は覚えやすい。日本の3密みたいな感じかな。
— Michi@カンボジアの牧師 (@kruphlau) February 21, 2021
以前のクラスターが収束し、カンボジアの人々がコロナを気にせず暮らしているように感じていました。
そして今回の大規模クラスターに街が変なざわつきを見せています。
正しい情報を得て、安全で責任のある行動をしていきます。
もちろん、当分事務所へは行きません…とほほ…