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高校英文法のポイント!準動詞の使い方をしっかりマスターしよう
準動詞は、英語の文法で重要な役割を持つ動詞ですが、その使い方や意味を理解するのは少し難しく感じるかもしれません。「to 不定詞」「動名詞」「分詞」の3つの準動詞は、それぞれ異なる場面で使われ、意味や文の構造に影響を与えます。
高校英文法では、準動詞を適切に使いこなすことが、英文法の理解を深める鍵となります。この記事では、準動詞の基本的な使い方や、よく出題されるポイントをわかりやすく解説します。準動詞の要点をしっかり押さえて、英語力をさらに向上させましょう!
準動詞の共通点
準動詞の共通点は、大きく4つあります。「(1)動詞的性質もつこと」「(2)必要に応じて意味上の主語になること」「(3)直前にnotを置いて否定すること」「(4)述語動詞より前の時を示すために完了形を使うこと」の4つです。
(1)動詞的性質をもつ
Playing tennis is good foe the health. (動名詞が目的語をとっている)
She grew up to be a great scientist. (不定詞が補語をとっている)
I have a book written in English. (分詞が副詞句で修飾されている)
復習になりますが、動詞的特徴とは、「目的語や補語をとりうる」「副詞(句)で修飾されうる」ということです。
(2)必要に応じて意味上の主語をとる
Father is proud of me(my) being tall.
It is dangerous for a beginner to swim here.
My father being sick, I had to stay home.
(3)直前にnotを置いて否定する
You should be careful not to bother him.
(4)述語動詞より前の時を示すために完了形
Father is proud of having been a doctor.
動名詞と不定詞の使い分け
目的語としての動名詞と不定詞の使い分けを見ていきます。
どちらを用いていも意味がほぼ同じ動詞
begin/like/love など
She loved playing the piano.
=She loved to play the piano.
動名詞のみを目的語とする動詞
admit/avoid/deny/enjoy/finish/mind/miss/suggest/ give up/put off など
I avoid eating this fish raw.
不定詞のみを目的語とする動詞
未来に関する希望や意図を表す動詞が多いです。hope/wish/expect/plan/decide/offer/refuse/pretendなど
I pretended not to hear him.
動名詞と不定詞で意味が大きくことなる場合
V + ~ing 「(すでにしたこと)をVする」<過去的>
V + to不定詞「(これからすること)をVする」<未来的>
<例文>
I remember hearing the tune before.(私は、以前、この曲を聴いたのを覚えている。)<過去的>
Remember to feed the dog.(犬に餌をやることを覚えていなさい。)<未来的>