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自分に合った大学入試制度を活用しよう!入試制度まとめと対策

多くの受験生が自分に合った入試制度を選ぶのに迷うことも少なくありません。多岐にわたる入試制度の中から、どれが自分に最も適しているのかを見極めることが重要です。今回の記事では、各入試制度の特徴を解説し、対策法を紹介します。自分の強みを最大限に活かし、志望校合格への最短ルートを見つけるために、ぜひ最後までお読みください。


総合型選抜

総合型選抜入試は、その前身はAO入試となっています。そのAO入試とは、AO (Admission Office)入試方式はアメリカで考案され、日本では平成2年に愛応義塾大学が最初に導入したとされています。すでに全国の大学の多し 割で行われており、今後もさらに増える傾向にあるでしょう。

アドミッション・ポリシー

総合型選抜入試方式での合否は、アドミッション・ポリシー(AP)と呼ばれる、大学が求める人物像に受験生が合っているか、学業成績だけでなく幅広い視点から」 大学にふさわしい人物かどうかを総合的に判断して決められます。アドミッション・ ポリシーは各大学のWEBサイトや入試要項に記されていますので参照してみてください。

総合型選抜の選考方法

選考方法も大学あるいは学部によって多種多様ですが、「志望理由書」「論文」「面接」で行われることが多く、いずれでも重視されるのが「その大学に入学したいと思ったのはなぜか?」「大学に入ってどのような研究がしたいのか?」 といった“思い”の部分です。人物像をじっくり見極める必要がある入試方式 のため、応募から合格決定まで時間がかかる場合も多いですが、大学と受験生がお互いに納得して入学するので、入学後の満足度は高い傾向にあります。

総合型選抜の対策ポイント

  • 募集要項で出願条件をチェック!

  • 自分をアピールする表現力や文章力を身につけよう!

  • 自分がやりたい学問のことを掘り下げて調べてみよう!

学校推薦型選抜の公募制(公募推薦)

公募制(公募推薦)入試は、大学あるいは学部ごとに提示されている出願条件を満たし、高校からの推薦書があれば、原則的にどの高校からでも受験できます。

公募制(公募推薦)の出願条件

出願条件は大学あるいは学部ごとに多少の違いはありますが、その大学。学部専願(第1志望)であることに加え、評点平均値や成績概評が求められる基 準を超えていることなど、学業成績について問われるのが一般的です。 合格率は指定高制推薦入試ほどには高くありませんが、募集人数は推薦入 試方式の中では比較的多いので、出願条件を満たしているならば、挑戦してみる価値は十分にあります。

公募制(公募推薦)の選抜方法

選考方法は、書類審査の他に、面接、小論文、学力試験などが一般的で、国公立大学の場合は共通テストが課される場合もあります。出願条件の評点 平均値は高校1年生時の成績も含めて算出されますから、ふだんの授業や定期テトをおろそかにせず、評点平均値を上げておくことが合格につながります。また、小論文対策は短期間で実力を上げるのは難しいので、早い段階から意識しておくと良いでしょう。高1からのガンバリが、合格のチャンスを広げる!と言えるでしょう。

公募制(公募推薦)が向いている人

  • 定期テストをおろそかにしない人

  • 受験のチャンスを増やしたい人

  • オールマイティ型(苦手科目が少ない)人

  • 憧れの大学になんとしても(志望理由がある)合格したい人

公募制(公募推薦)の対策ポイント

  • 苦手科目があれば、克服する。(定期テストでは、毎回全力で)

  • 小論文対策も意識しておく。

  • 共通テストの勉強も、並行しておく。

学校推薦型選抜の指定校制(指定校推薦)

同じ学校推薦型の入試でも、一般推薦と特別推薦(スポーツ推薦、文化活動推薦、自己推薦など)の大きな違いは、その出願条件にあります。評点平均値などの学業面が重視される場合が多い一般推薦に対し、特別推薦では、スポーツや文化活動、地域貢献活動などの実績を持つことが条件になります。スポーツ推薦は高校時代に打ち込んだスポーツを大学入学後も続けていく 意志のある人が対象とされることがほとんど。

指定校制(指定校推薦)の特徴

指定校推薦は“自分で自分を推薦する”ことが特徴で、内容に特別な制限はない場合が多いです。生徒会な と高校内での活動に限らず、「絵画コンクールで入賞した」「ボランティア活動 を通じて表彰された」など、自分自身を強くアピールできることがあれば、校内選考に立候補してみる価値はあります。

特別推薦の特徴

特別推薦入試には、商業科、工業科など普通科以外の高校生のみを対象 いにした推薦入試など、大学や学部によって個性的で特徴ある方式が用意されていますから、よく探してみましょう。学業以外に「高校生活を通じて打ち込んだ何か」を求められる!ということになるでしょう。

特別推薦に向いている人

  • スポーツや文化活動で実績を残す自信がある人

  • 人に負けない趣味や特技がある人

  • 資格取得に向けて勉強を始めている人

  • 自己をアピールすることが得意な人

特別推薦対策のポイント

  • 志望する大学の推薦方法をチェック。

  • これだけは誰にも負けないといえることを身につける。

  • 実技試験が課せられる場合は、どんな内容か調べておく。

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