見出し画像

ゼロから始める大学入試の世界史探究の勉強の仕方を伝授!

世界史探究の勉強法

世界史の学習は、予習2割・復習8割の割合が望ましい。まずは授業で学んだ内容 を教科書・授業ノートを使って、歴史の流れを中心に理解・把握することに心がけよう。

たとえば、十字軍について復習する場合、その「原因・ 背景→経過→結果・影響」といった因果関係とその流れをしっかりと理解・把握しなければならない。

では、どのようにインプットすればよいのか? まずは声を出して自分なりに因果関係を解説してみよう。友人を前に解説すればより効果的だ。最初は教科書・ノートを見ながらでも、何度か繰り返して教科書・ノートを見ないで解説できれば、インプット完了となる。声に出して覚える有効性を体感してほしい。

教科書の活用

まずは教科書内容の 理解・把握から始めるとよい。

最近の入試問題は、一時期のような難問・奇問は減少し、教科書レベルの内容で十分対応できるようになってきている。だからこそ教科書の重要性は増しているとも言える。

特に共通テストでは教科書の内容を逸脱した出題は皆無なので、教科書をマスターしておけば、高得点が取れるはずである。また、教科書を繰り返し読んでいると、必ず新たに気づくことがあるはずだ。そうした箇所をマーカーでチェックしておくことも重要だ。

チェックが増えれば増えるほど教科書の内容の理解・把握が進んでいる証拠になる。また、教科書に掲載されている絵画・建築物などの写真もよく出題されるので、しっかり確認しておこう。

年号の覚え方

細かな年号は省いて教科書本文に記されている年号中心に把握する

意味が判然としない綴りや数字の並びは覚えられないものです。それを無理やり数多く覚えるのですから大変なことです。でも、これは世界史に限らず歴史の学習に欠かせない作業ですから頑張るのみです。

世界史の場合、教科書の本文に記されている年号を中心に、しっかりと把握してください。入試問題には常軌を逸した年号が出題されることもありますが、それは対応不可能なのですから無視しましょう。

重要年号を忘れないためには、友人と語呂合わせを作ってみるのもよいでしょう。また、市販の語呂合わせ用 参考(薄手のもの)を使用するのも1つの手段です。

地図問題の対策

大きな河川・半島などの地形を 把握し、略図を書けるようにする

地図問題に対応するには、大きな河川・半島などの地形 を中心に、自分なりに略図を書けるようにするとよいでしょう。

具体的に東アジアの地形を例にとると、朝鮮半島・ 遼東半島・山東半島など大きな半島、および黄河・准河・長江などの大河を中心に略図を書けるようにしておき、長安は黄河のこの辺り、洛陽はこの辺り、といったように把握するのです。では、具体的にどのような地名を把握すべきか?

やはり、教科書に掲載されている地図や教科書本文に記される地名を中心に把握しておきましょう。また、補助アイテムとして図説などを活用してもよいでしょう。

いいなと思ったら応援しよう!