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【中1理科・第4講】種子をつくる植物

みなさん、こんにちは!中学1年生の理科、第4講では「種子をつくる植物」について学びます。小さな種子の中には、植物が新しい命を芽生えさせるための秘密がぎゅっと詰まっています。一粒の種がどのようにして新しい植物へと成長していくのか、そして植物がどのように種子を作り出すのか、その仕組みを知ると自然界の巧みさに感動することでしょう。このブログでは、種子の構造や役割、そして種子をつくる植物の特徴を分かりやすく解説します。身近な植物をもっと深く知るための第一歩を一緒に踏み出しましょう!

被子植物のポイント


植物の分類

被子植物は、種子植物の特徴をもつ花をさかせ、種子をつくる植物の仲間であり、根・茎・葉の区別があり、維管束が発達しています。

被子植物の特徴として、胚珠が子房につつまれている種子植物(例:イネ・トウモロコシ・タンポポ・エンドウなど)となります。(比較)裸子植物は、子房がなく、胚珠がむき出しになっている種子植物。(例:マツ・イショウ・ソテツなど)

単子葉類と双子葉類の分類

葉の分類

裸子植物のポイント

裸子植物は、花びらやがくのないものが多く雄花と雌花に分かれます。また、雄花と雌花のさく木が別々のものもある。

めしべには子房がなく、胚珠がむき出しになっているなかまをまとめて裸子植物という。裸子植物はすべて木本で、花には雌花と雄花とがある。

マツは、雌花と雄花とを同一の株につける(雌雄同株)植物である。マツの枝の先のほうに雌花、その少し下に雄花が別々にできると、雌花には、たくさんの小さなうろこのようなりん片が重なってできる。このりん片の内側には、胚珠が2つむき出しでついている。

雄花も、小さなうろこのようなりん片が重なってできており、りん片の外側にはたくさんの袋が、ふさのように集まっている。この袋の中に花粉が入っており、花粉のう(やく)という。

マツの胚珠は子房に包まれていないため、花粉は風で運ばれ、胚珠に直接ついて受粉する。受粉後、1年以上かかって種子ができ、雌花がまつかきになる。マツの花粉を顕微鏡で観察すると風に飛ばされやすいように空気袋がついている。

裸子植物は葉は常緑のものがふつうであるが、なかにはイチョウのように落葉してしまうものもある。葉のつき方には、互生(葉が1枚ずつついている)のもの、3~5枚まとまって出るものなどいろいろある。また、葉の形も、線形のもの、針形のもの、長円形のもの、おうぎ形のもの、うろこ形のものなどいろいろある。

裸子植物のなかまの覚え方

裸子植物のなかまには、マツやスギ、モミのように、雌花と雄花とを同一の株につける(雌雄同珠)ものと、イチョウやソテツのように、雌花と雄花とを別々の株につける (雌雄異株)ものがある。

覚え方「釣りが好いとう!」
釣(ツユクサ)り(ユリ)好(ススキ)い(イネ)とう(トウモロコシ)

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