パーソナルカラーは年を取ると変わる？パーソナルカラーが変わったと感じる理由とは

こんにちは。
東京・日本橋浜町でパーソナルカラー診断・骨格診断サロンを主宰している松本典子です。

パーソナルカラー診断を東京で受けたいなと思ったらぜひStudio Noriをご予約くださいませ^_^

パーソナルカラーは年齢で変わっていくの？

本当によく聞かれます。
それに対する私の答えはいつも同じです。

いえ、一生変わりません。

というのが私の答えです。パーソナルカラー診断の伝統的な教えでもそのように言われています。

と言っても、私もまだ30代で、どなたかの一生をずっと観察したというわけではないので100%とは言えませんが、少なくとも私が行っている伝統的な4シーズン法（春夏秋冬の4グループに診断結果を分ける方法）においては、パーソナルカラー（似合う色のグループ・傾向）は一生変わらないのではないかなと思います。

でも、体感としては

「若い頃に似合っていた色が、最近似合わなくなった」ってことありますよね。

似合ってた色が似合わなくなったんだから、パーソナルカラーが変わったってことじゃん！と思うかもしれないのですが、私の見解は異なります。

その色、元から別に似合ってなかったんです。。。涙

これなんです。
まずは何を持って「似合う」と呼ぶのか、その定義が大事になりますが、パーソナルカラーはお肌の補正をするシステムなので、【似合う=肌が綺麗に見えている状態】と言う定義で書き進めますね。

この定義については、サロンでも診断前に必ずお客様にご説明しています。

私のセンスとか感覚で勝手に「似合う」と言うわけではなく、クマがある人はクマが隠れる色を、赤ら顔が気になる人は赤みがひく色を、黄ぐすみが気になる人はくすみが取れる色を選ぶ、それを繰り返して似合う色の傾向を絞っていくのがパーソナルカラー診断の作業なんです。

話を戻して、

パーソナルカラーとは「自分の肌を綺麗に見せてくれる色のグループ」ということになります。

つまり、裏を返すと、元から肌が綺麗であれば、「肌を綺麗に見せる」という効果は必要ないわけで、どんな色もそれなりに似合うということになります。肌が綺麗であれば、です。

例えば、18歳の女の子のお肌はツルピカですから、肌を綺麗に見せる色をわざわざ着なくても、綺麗、可愛い、素敵という印象になります。

プロから見ると「少し老けて見える色を着てるな」と思っても、18歳なら「大人っぽい」と言われて褒められます。

でも、人間は一生18歳ではいられないんです。涙

年々、シミ・そばかす、しわ、クスミ、クマ……と色むらが出て来るんですよね。似合わない色を着ていると、これらの色むらを増幅させて見せてしまいます。１つのシミもない時には何も増幅されないのでなんでも着られたのに。。

すると「去年まで似合っていたワンピースが今年は似合わなくなった」と言いたくなるような現象が起こるんです。

18歳の子が22歳に見えるのは「大人っぽい」ですが、28歳の子が33歳に見えるのは「大人っぽい」ではなく「老けてる」「疲れてる」という印象で嬉しくないですよね。

というわけでまとめると、「パーソナルカラーが変わったんですか？」と聞かれますが、そうではなくて、

パーソナルカラー（似合う色のグループ）はずっと同じだけれど、年を重ねて、似合わない色が顕著になった

ということなんです。

逆に言うと18歳のお肌をキープできていれば、パーソナルカラーに合わない色も問題なく着こなすことができます。

モデルさんたちが何を着ても綺麗なのは、18歳の肌をキープするのが仕事だから。

でも多くの人はモデルさんではないので、毎日抜かりないお手入れをしたり、頻繁に美容外科に通ってお肌のメンテナンスをすることは難しいですよね。

そんなときに、朝起きてその色を着るだけで、その色のリップを付けるだけで、外に出られるくらい自分を補正してくれるのが「パーソナルカラー」なんです。

知っていると大変便利です。
一生に一度受ければ変わることはありません。

私はとても助けられました。
自分が受けたのはもう10年以上前ですが、今でも本当に役立っています。
アナリストにまでなってしまいましたしね。笑

なんだかあか抜けないなぁ。手っ取り早く何とかしたいなぁ。と感じたらぜひパーソナルカラー診断を受けてみてください。

世界が変わりますよ＾＾

【余談】
私のサロンで提供している４シーズン分類では「パーソナルカラーは一生変わらない」というのが定説ですが、最近流行りの16シーズン法になると、少しわからないです。16シーズンの先生も変わる派、変わらない派がいらっしゃるようで。16シーズンは、春夏秋冬の４つのグループ内を、明るさや彩度などでさらに4分割（4×4=16）した細かい分類方法になるので、もしかすると大きな分類はサマーさんでも、ミューテッドとかブライトとか、その辺の小分類が変わるのかもしれません。

ですが私の体感としては、どんな分類法にしろ、年齢が上がるにつれて自分のシーズン内の色の中でも、明るい色・鮮やかな色にシフトした方が顔写りが綺麗だと思います。

例えば同じオータムさんでも、20代のお客様と60代のお客様では、私がおすすめするリップの色は違います。

マダムになってくるとリップの色がすぐに褪色するので（30代の私ですが、すでに20代の頃よりリップが消えるのが早いと感じています。汗）、マダムになればなるほど「えっ！」と思うくらい明るいスティックをつけた方が1時間後も綺麗でいられます。

サロンには70代のマダムまでいらっしゃいますが、これまでの経験上、年々自分のパーソナルカラーの範囲内で、できるだけ明るい色を着たり塗ったりした方が映えます。加齢による皮膚のゆるみなんかによって反射率が下がるのが原因なのかなと考えたりします。

余談でした＾＾

パーソナルカラー診断　東京・銀座・日本橋　Studio Nori

松本典子